“高岳”のいろいろな読み方と例文
旧字:高嶽
読み方割合
たかおか50.0%
こうがく25.0%
たかをか25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高岳たかおか親王——仏門に入られてからは、真如しんにょ法親王とよばれた方が、天竺てんじく(インド)に渡って仏教を研究されるためにから(支那)の広州の港から、船で天竺に向われ、途中
秘境の日輪旗 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
嶮峻けんしゅん高岳こうがくではないが、丘とよび、小山とよび、低山という程度の起伏の波が、春をいで、ようやく、木々にほのあかい芽をもっていた。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
高岳たかをか(眞如)親王に同伴して入唐した宗叡和尚は、清和天皇の貞觀四年(西暦八六二)の九月三日に、肥前の遠値賀島から東北風に乘じて帆を擧げ、途中一夜だけは逆風に苦しめられたが
大師の入唐 (旧字旧仮名) / 桑原隲蔵(著)