“天竺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てんじく84.6%
てんぢく14.5%
テンヂク0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これに控えまする唐人はりゅうと申し、天竺てんじく鳥烏山ちょううざんの生れにして——なんかとでたらめに並べて引っこむと、すぐに代わりあって、二
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
ゆめ五臟ござうのわづらひといひつたふれども正夢しやうむにして賢人けんじん聖人せいじん或は名僧めいそう知識ちしきの人をむは天竺てんぢく唐土もろこし我朝わがてうともにそのためすくなからずすで玄奘法師げんさうほふしは夢を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
此は、天竺テンヂクの狐のわざではないか、其とも、この葛城郡に、昔から残つてゐる幻術師マボロシのする迷はしではないか。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)