“天竺”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
てんじく84.6%
てんぢく14.4%
テンヂク1.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“天竺”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]17.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「ぶら下げるとも。わけはない。大丈夫だから待っていたまえ。——そうら、長いのが天竺てんじくから、ぶら下がったろう」
二百十日 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
——そう云う天竺てんじく寓意譚ぐういたんは、聞くともなく説教を聞いていた、この不幸な女の心に異常な感動を与えました。
捨児 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
とねりこよ、色蒼いろあをざめた天竺てんぢく赤脚仙ジムノソフイスト、えたいの知れぬ木、わたしの悲しい心のよろこび
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
「それだつて日本の文字だよ、變體假名交りの草書さうしよだけれど、オランダや天竺てんぢくの文字ぢやねえ」
此は、天竺テンヂクの狐のわざではないか、其とも、この葛城郡に、昔から残つてゐる幻術師マボロシのする迷はしではないか。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
何しろ、唐土モロコシでも、天竺テンヂクから渡つた物より手に入らぬ、といふ藕糸織ハスイトオりを遊ばさう、と言ふのぢやものなう。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)