“唐土”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もろこし65.7%
とうど11.9%
たうど7.5%
から6.0%
モロコシ4.5%
からくに3.0%
あのち1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
百樹曰、唐土にも弘智たる事あり。唐の世の僧義存してのち函中、毎月其これをいだし爪髪たるを剪薙とす。
これは唐土から伝来の品で、昔御先代の昭宣公が、冬になると召しておられたものですが、今の左大臣はまだ年がお若く、斯様なものを
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
「それどころぢやありませんよ、唐土の鳥ほどの、でつかいのが捕まり相ですぜ」
そういうことは唐土にあるそうじゃ……女を男のように変えてしまって、変態ごのみの富豪へ捧げる、そういうことだって唐土にはあるそうじゃ。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
さゝなみの大津の宮に人となり、唐土學藝り深く、も、此國ではじめて作られたは、大友皇子か、其とも此お方か、と申し傳へられる御方
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
と、握っていた薄刃物を、天井から宙へ下がっている、唐土渡りらしい飾りのついた、切り子形の燈火にかざしながら、医師は決心したように云った。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
……漢権守様のご先祖は、唐土のお方であられる筈じゃ……嬰児の眼をわざと潰し、瞽婢といって色を売らせる、そういうことも唐土にはあるげな。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)