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學藝
さゝなみの大津の宮に人となり、
唐土の
學藝に
詣り深く、
詩も、此國ではじめて作られたは、大友
ノ皇子か、其とも此お方か、と申し傳へられる
御方。
さゝなみの大津の宮に人となり、
唐土の
學藝に
詣り深く、
詩も、此國ではじめて作られたは、大友
ノ皇子か、其とも此お方か、と申し傳へられる
御方。
才あるは
多し
能あるも
少なからず、
容姿學藝すぐれたればとて、
大事の
御一
生を
托すに
足る
人見渡したる
世上に
有りや
無しや
知れたものならず、
幸福の
生涯を
送り
給ふ
道、そも
何とせば
宜からんかと