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『たま襻』
ふりがな文庫
『
たま襻
(
たまだすき
)
』
をかしかるべき世を空蝉のと捨て物にして今歳十九年、天のなせる麗質、をしや埋木の春またぬ身に、青柳いと子と名のみ聞ても姿しのばるゝ優しの人品、それも其筈昔しをくれば系圖の卷のこと長けれど、徳川の流れ末つかた波まだ立たぬ江戸時代に、御用お側お取 …
著者
樋口一葉
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「武蔵野 第二編」今古堂、1892(明治25)年4月17日
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約17分(500文字/分)
朗読目安時間
約29分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
仰
(
おぼ
)
間
(
あ
)
背負
(
せおを
)
思
(
がも
)
定
(
さ
)
薫
(
か
)
許
(
がり
)
風
(
ぜか
)
愛
(
あひ
)
廻
(
め
)
徐
(
おもか
)
風
(
かげ
)
汝
(
そち
)
何故
(
なにゆ
)
徐
(
やを
)
艶
(
ゑん
)
際
(
ひま
)
眞實
(
まめやか
)
妾
(
おもひもの
)
生
(
しやう
)
心
(
こゝ
)
汝
(
そなた
)
少
(
す
)
戯
(
たは
)
眞實
(
まめ
)
給
(
たまひ
)
莞爾
(
にこやか
)
逍遙
(
そゞろあるき
)
度
(
たき
)
主
(
しう
)
比
(
く
)
長
(
ちやう
)
覺
(
おぼゆ
)
彷徨
(
さまよひ
)
顧
(
かへ
)
招
(
ま
)
止
(
とめ
)
亡
(
なき
)
惑
(
まよ
)
優
(
や
)
住
(
ず
)
老爺
(
ぢい
)
何方
(
いづく
)
舊
(
むかし
)
隔
(
へ
)
腹立
(
はらたゝ
)
生
(
うま
)
情
(
こゝろ
)
叶
(
か
)
退
(
しさ
)
許
(
ゆ
)
下
(
さ
)
思
(
お
)
欝
(
うさ
)
仰
(
おほ
)
上
(
あげ
)
遽
(
あわたゞ
)
心情
(
こゝろだて
)
一寸
(
ちよつ
)
住家
(
すまゐ
)
息
(
せがれ
)
面
(
かほ
)
主
(
しゆう
)
中
(
ちう
)
狂
(
きやう
)
起居
(
きゝよ
)
脆
(
も
)
困
(
かう
)
斷
(
こと
)
何方
(
いづれ
)
咲
(
さく
)
遠
(
どほ
)
愛敬
(
けいあい
)
萬
(
よろつ
)
終
(
をは
)
定
(
さだめ
)
六歳
(
ろくさい
)
騎
(
ぎ
)
上
(
うへ
)
出
(
いづ
)
威勢
(
めをひ
)
莞爾
(
につこ
)
極
(
きは
)
美
(
うつ
)
粧
(
よそ
)
流
(
な
)
一方
(
いつはう
)
日
(
ち
)
某
(
それ
)
前
(
まへ
)
比
(
ひ
)
取
(
とら
)
耻
(
はづ
)
緩
(
ゆ
)
恥
(
はぢ
)
刺
(
さし
)
遮
(
さへ
)
立
(
たつ
)
聞
(
きゝ
)
斷
(
ことは
)