“萬”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
よろづ44.2%
まん39.5%
ばん7.0%
よろず4.7%
よろ2.3%
よろつ2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また彼等と共に十字架にかゝれる我はヤーコポ・ルスティクッチといへり、げによろづの物にまさりてわが猛き妻我に禍す 四三—四五
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
大正たいしやうねんの一ぐわつ十五にちまでに全國ぜんこく郵便局いうびんきよく取扱とりあつかつた年賀葉書ねんがはがき總數そうすうは三千四百五十六まん七千八百九十九まいといふ統計とうけいしめされてる。
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)
やうや鐵條網てつでうもうそとからお賽錢さいせんげたのを、へん男子をとこがノコ/\て、敬禮けいれいず、無遠慮むゑんりよに、あなはいつて加之あまつさへ賽錢さいせんんだのだから、先方せんばうになるとはらつのももつとも千ばん
当時はまだ法科大学フランス部の学生であった若槻わかつき礼次郎君、荒井賢太郎君、入江良之りょうし君、岡村つかさ君、織田よろず君、安達峯一郎みねいちろう君等
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
されば奧方おくがた町子まちこおのづから寵愛てうあいひらつて、あなが良人おつとあなどるとなけれども、しうとしうとめおはしましてよろ窮屈きうくつかたくるしきよめ御寮ごりようことなり
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
何事なにごといでられんもるべからず、打明うちあけられしだけ殊勝しゆしようなり、よろつはゝむねにありまかせたまへとゆゑやみに、ある夕暮ゆふぐれ墓參ぼさんもどり、槖繩師うゑきやがりくるまをせて、りもせぬはちものゝ買上かひあ
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)