“無遠慮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶえんりょ75.0%
ぶゑんりよ16.7%
ぶえんりよ2.8%
むえんりょ2.8%
むゑんりよ2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無遠慮ぶえんりょに縁側に腰かけて、微笑したあの顔。丹波の小柄をかわして、ニッとわらった不敵な眼もと……なんという涼しい殿御とのごぶりであろう!
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
と、玄竹げんちく無遠慮ぶゑんりよに、まるあたま但馬守たじまのかみまへしてせた。たゝみまいほどへだたつてはゐるが、但馬守たじまのかみするどは、玄竹げんちくあたま剃刀創かみそりきずをすつかりかぞへて
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
「ま、耐らない、のむべゑが兩人ふたりになられたんじや、私が遣切やりきれないよ。」とお房は無遠慮ぶえんりよにかツけなす。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
無遠慮むえんりょな男でございますが、この塵埃を見ますとまさかに其の儘にも這入りかねましたと見え、腰にはさんでおります手拭でポン/\とはたき。
やうや鐵條網てつでうもうそとからお賽錢さいせんげたのを、へん男子をとこがノコ/\て、敬禮けいれいず、無遠慮むゑんりよに、あなはいつて加之あまつさへ賽錢さいせんんだのだから、先方せんばうになるとはらつのももつとも千ばん