“敬禮”の読み方と例文
新字:敬礼
読み方割合
けいれい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
獨(ドク)、露艦(ロかん)の敬禮(けいれい)に向(むか)つて謝意(しやゐ)を表(ひやう)しつゝ、大小(だいせう)ニコバル島(たう)とサラン島(たう)とを右舷(うげん)と左舷(さげん)とに眺(なが)めて、西(にし)と東(ひがし)との分(わか)れ道(ぢ)なるマラツカ海峽(かいけう)をもいつしか夢(ゆめ)の間(ま)に※(す)ぎ
漸(やうや)く鐵條網(てつでうもう)の外(そと)からお賽錢(さいせん)を投(な)げたのを、變(へん)な男子(をとこ)がノコ/\來(き)て、敬禮(けいれい)も爲(せ)ず、無遠慮(むゑんりよ)に、穴(あな)に入(はい)つて加之(あまつさへ)お賽錢(さいせん)を踏(ふ)んだのだから、先方(せんばう)の身(み)になると腹(はら)の立(た)つのも最(もつと)も千萬(ばん)。
モスクワへ行(い)つてから、ミハイル、アウエリヤヌヰチは肩章(けんしやう)の無(な)い軍服(ぐんぷく)に、赤線(あかすぢ)の入(はひ)つたヅボンを穿(は)いて町(まち)を歩(ある)くにも、軍帽(ぐんばう)を被(かぶ)り、軍人(ぐんじん)の外套(ぐわいたう)を着(き)た。兵卒(へいそつ)は彼(かれ)を見(み)て敬禮(けいれい)をする。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)