“右舷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うげん80.0%
スタボウド12.0%
おもかじ4.0%
ポウルド4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その鋭利えいりなる三尖衝角さんせんしやうかくそらきらめ電光いなづまごと賊船ぞくせん右舷うげん霹靂萬雷へきれきばんらいひゞきあり、極惡無道ごくあくむだう海蛇丸かいだまるつひ水煙すいゑんげて海底かいていぼつつた。
総がかりで星を白眼にらみ、暴風雨のなかで左舷ポウト右舷スタボウドと叫び交し、釜をき、機関を廻して来たのではないと
すぐに船頭さん上流うわてへ遣っておくれと云うので河岸を突いて船がズーッと右舷おもかじを取って中流へ出ます。
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
通路パセイジに面した右舷ポウルドの一室を料理人クックと仕官ボウイと為吉が占領することになった。
上海された男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)