“舷側”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
げんそく77.8%
ふなばた13.3%
ふなべり4.4%
そば2.2%
サイド2.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“舷側”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 地理・地誌・紀行(児童)100.0%
文学 > 英米文学 > 小説 物語(児童)21.1%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
貝谷も銃を背に斜めに負うたまま、ひらりと局長のとなりの梯子にとびつき、そのままたったっと舷側げんそくへのぼっていった。
幽霊船の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
二人の腕が脱けるようになったとき、やっとミシシッピーふね舷側げんそくへ着いた。二人は、蘇生そせいした思いがした。
船医の立場 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
船は𢌞って私に舷側ふなばたを向け、——なおも𢌞って、私との距離を半分、それから三分の二、それから四分の三と縮めて来た。
佐吉は舷側ふなばたから乗りだして、眉を寄せながらそのようすを見ていたが、ドキッとしたような顔で四人のほうへ振りむくと、
顎十郎捕物帳:14 蕃拉布 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
ふとお艶は、上気した頬にこころよい夜気を受けて舷側ふなべりにうつ伏した。その肩へ、栄三郎の手がいたわるように伸びてゆくと——
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
船底の重心板センター・ボードは粘土質の海底に接触し、舵板ラダーの蝶番には長海松ながみるが少しばかり絡みつき、そして舷側ふなべりの吃水線には、一様に薄穢い泡が附着します。さて、そんな事も知らないで下男の早川は、荷物を岸に投げ降ろし、深谷氏の屍体を海中へ投げ込んで船尾スターンへロープで結びつけます。
死の快走船 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
ひそかにその舷側そば停泊ていはくして、樣子やうすうかゞつてるとは氣付きづいたひとはありませんかつたが
暫らくして再び神戸を抜錨ばつびょうした諾威ノルウェー船ヴィクトル・カレニナ号が大洋へ乗出すと間もなく、帆布に包まれて火棒デレキ圧石おもしに付けた大きな物が舷側サイドから逆巻く怒涛の中へ投込まれた。
上海された男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)