“眞珠”のいろいろな読み方と例文
新字:真珠
読み方割合
しんじゆ66.7%
またま22.2%
しらたま11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
錢形平次は、縁側に寢そべつたまゝ、火の消えた煙管を頬に當てて、眞珠しんじゆ色の早春の空を眺め乍ら、うつら/\として居たのです。
待てしばし、るにても立波たつなみあら大海わたつみの下にも、人知らぬ眞珠またまの光あり、よそには見えぬ木影こかげにも、なさけの露の宿するためし
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
かしこ盡きせぬ眞珠しらたま
草わかば (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)