“しらたま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
白玉54.8%
白珠32.3%
眞珠6.5%
白璧3.2%
真珠3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おくでは殿様とのさま手襷掛たすきがけで、あせをダク/\ながしながら餡拵あんごしらへかなにかしてらつしやり、奥様おくさまは鼻の先を、真白まつしろにしながら白玉しらたまを丸めてるなどといふ。
士族の商法 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
菊池寛きくちかんの『不壊ふえ白珠しらたま』のうちで「媚態」という表題の下に次の描写がある。
「いき」の構造 (新字新仮名) / 九鬼周造(著)
斉明天皇の御代に我軍が大陸で敗績したり、好い方では「かつらぎ寺の前なるや豊浦とよらの寺の西なるや、おしとど、としとど、桜井に白璧しらたましづく……」
震は亨る (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
底にかくるゝ真珠しらたま
若菜集 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)