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白璧
ふりがな文庫
“白璧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はくへき
75.0%
しらたま
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はくへき
(逆引き)
然れどもゴンクウルは衆に
先
(
さきん
)
じて浮世絵に着目したる最初の
一人
(
いちにん
)
たり。その著歌麿伝の価値は
此
(
かく
)
の如き
白璧
(
はくへき
)
の
微瑕
(
びか
)
によりて
上下
(
じょうげ
)
するものに
非
(
あら
)
ず。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
素
(
もと
)
より
白璧
(
はくへき
)
の
微瑕
(
びか
)
に過ぎずして昔ながらの花顔玉容は依然として変らざりしかども、それより以後春琴は我が面上の
些細
(
ささい
)
なる傷を恥ずること甚しく、常に
縮緬
(
ちりめん
)
の
頭巾
(
ずきん
)
をもって顔を
覆
(
おお
)
い
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
白璧(はくへき)の例文をもっと
(3作品)
見る
しらたま
(逆引き)
斉明天皇の御代に我軍が大陸で敗績したり、好い方では「かつらぎ寺の前なるや
豊浦
(
とよら
)
の寺の西なるや、おしとど、としとど、桜井に
白璧
(
しらたま
)
しづく……」
震は亨る
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
白璧(しらたま)の例文をもっと
(1作品)
見る
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
璧
常用漢字
中学
部首:⽟
18画
“白”で始まる語句
白
白粉
白髪
白痴
白洲
白眼
白衣
白刃
白銀
白々
“白璧”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
幸田露伴
永井荷風