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白璧
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はくへき
ふりがな文庫
“
白璧
(
はくへき
)” の例文
然れどもゴンクウルは衆に
先
(
さきん
)
じて浮世絵に着目したる最初の
一人
(
いちにん
)
たり。その著歌麿伝の価値は
此
(
かく
)
の如き
白璧
(
はくへき
)
の
微瑕
(
びか
)
によりて
上下
(
じょうげ
)
するものに
非
(
あら
)
ず。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
素
(
もと
)
より
白璧
(
はくへき
)
の
微瑕
(
びか
)
に過ぎずして昔ながらの花顔玉容は依然として変らざりしかども、それより以後春琴は我が面上の
些細
(
ささい
)
なる傷を恥ずること甚しく、常に
縮緬
(
ちりめん
)
の
頭巾
(
ずきん
)
をもって顔を
覆
(
おお
)
い
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
倹約は
吝嗇
(
りんしょく
)
に傾きやすく文華は
淫肆
(
いんし
)
に陥りやすく尚武はとかくお
釜
(
かま
)
をねらひたがるなり。尚武の人は言ふおかまは武士道の弊の一端なり。
白璧
(
はくへき
)
の
微瑕
(
びか
)
なり。
猥褻独問答
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
璧
常用漢字
中学
部首:⽟
18画
“白”で始まる語句
白
白粉
白髪
白痴
白洲
白眼
白衣
白刃
白銀
白々