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些細
ふりがな文庫
“些細”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ささい
99.2%
さゝい
0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ささい
(逆引き)
彼らの宗教的
畏怖
(
いふ
)
の念はわれわれの想像以上に強烈であったであろうが、彼らの受けた物質的損害は
些細
(
ささい
)
なものであったに相違ない。
天災と国防
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
どんな
些細
(
ささい
)
なことでも見逃さないで、例えば、兄は
手拭
(
てぬぐい
)
を絞る時、右に
捩
(
ねじ
)
るか左に捩るかという様なことまで、
洩
(
も
)
れなく調べました。
双生児:――ある死刑囚が教誨師にうちあけた話――
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
些細(ささい)の例文をもっと
(50作品+)
見る
さゝい
(逆引き)
串戯
(
じやうだん
)
はよして、
些細
(
さゝい
)
な
事
(
こと
)
ではあるが、おなじ
事
(
こと
)
でも、こゝは
大力
(
だいりき
)
が
可
(
い
)
い。
強力
(
がうりき
)
、と
云
(
い
)
ふと、九
段坂
(
だんざか
)
をエンヤラヤに
聞
(
き
)
こえて
響
(
ひゞき
)
が
悪
(
わる
)
い。
怪力
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
然
(
さ
)
うぢや
無
(
な
)
いです。
貴方
(
あなた
)
も
愈〻
(
いよ/\
)
深
(
ふか
)
く
考慮
(
かんがへ
)
るやうに
成
(
な
)
つたならば、
我々
(
われ/\
)
の
心
(
こゝろ
)
を
動
(
うごか
)
す
所
(
ところ
)
の、
總
(
すべ
)
ての
身外
(
しんぐわい
)
の
些細
(
さゝい
)
なる
事
(
こと
)
は
苦
(
く
)
にもならぬとお
解
(
わか
)
りになる
時
(
とき
)
が
有
(
あ
)
りませう、
人
(
ひと
)
は
解悟
(
かいご
)
に
向
(
むか
)
はなければなりません。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
些細(さゝい)の例文をもっと
(2作品)
見る
些
漢検準1級
部首:⼆
7画
細
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
“些細”の類義語
卑小
“些細”で始まる語句
些細事
検索の候補
些細事
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吉川英治
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