“苦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にが40.2%
くる23.0%
くるし14.5%
10.2%
3.7%
くるしみ2.6%
ぐる0.8%
あっ0.7%
0.5%
いぢ0.5%
にん0.4%
にんが0.4%
くるしむ0.3%
つら0.3%
0.1%
くるしめ0.1%
しきり0.1%
にがにが0.1%
にく0.1%
にご0.1%
ねが0.1%
ねん0.1%
ねんご0.1%
ねんごろ0.1%
クル0.1%
グシ0.1%
ニガ0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたし達が子供のときに何か取留めのない化物話などを始めると、叔父はいつでもい顏をして碌々に相手にもなつて呉れなかつた。
半七捕物帳:01 お文の魂 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
「おさん、しい?」と、勇吉は、母親のまくらもとにつききりで、をもんでいましたが、なんとったか、がって
一粒の真珠 (新字新仮名) / 小川未明(著)
なぜと云って、自分の足に合わない靴足袋ならば、決して不利な証拠ではないのです。何をんで重りをつけて沈めたりしましょう。
何者 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
彼はの邪魔になる自分をにする男ではなかった。時と場合によると、それと知って、わざわざ邪魔までしかねない人間であった。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
小女はんがりともせずに跟いて來ました。二階の客は四組十人ばかり、二た間の隅々に陣取つて正月氣分もなく靜かに呑んで居ります。
んずるとか、にでも滿足してゐるとか、甚麼事にもかんとふやうになるのには、です、那云状態になつてはんければ。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
十月十四の午後の出来事をづ書くべきにはん。その前夜私常よりも一層眠りしく、ほとほとと一睡の夢も結びかねて明かせしに
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
猛獣犠牲て直ぐには殺さず暫時これをびて、早りけむ得三は、下枝をはたと蹴返せば、仰様れつつ呼吸も絶ゆげにきいたり。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
水を打懸けるぞ。「い附くぞ。「、痛、ほんとについたな。この狂女め、と振払う、むしゃぶりつくを突飛ばす。がたぴしという物音は皿鉢飛んだ騒動なり。 ...
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
全くは私に御飽きなされたので此樣もしたら出てゆくか、彼樣もしたら離縁をと言ひ出すかとめて苦めて苦め拔くので御座りましよ、御父樣も御母樣も私の性分は御存じ
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
ほんものゝ病氣と言ふのが可笑しかつたか、平次と笹野新三郎は顏を見合せてがりとしました。
ほんものの病気と言うのが可笑しかったか、平次と笹野新三郎は顔を見合せてりとしました。
雪吹の人をす事大方右にす。暖地の人花の美賞する雪吹と其こと、潮干びて洪濤とのし。雪国の難義暖地の人おもひはかるべし。
あゝ萬の罪人にまさりて幸なく生れし民、語るもき處に止まる者等よ、汝等は世にて羊または山羊なりしならば猶善かりしなるべし 一三—一五
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
りたまはく、「、吾を助けしがごと、葦原の中つ國にあらゆるしき青人草一九の、き瀬に落ちて、患惚まむ時に助けてよ」とのりたまひて、意富加牟豆美の命といふ名を賜ひき。
今にもその人とおなじくあるじのりたまはんもはかりがたし、雪頽にうたれ給ふやうなる不覚人にはあらざるを、かの老奴めがいらざることをいひて親子たちの心をたりといふに
郢人那得苦追尋 郢人追尋するを得ん(『景徳伝燈録』巻七大梅法常章)
僧堂教育論 (新字新仮名) / 鈴木大拙(著)
革命の先覚者たるかの如くに振舞ふ彼女の暴状を見よ、しいことだ。
逆徒 (新字旧仮名) / 平出修(著)
ハハハハハ、お前を前に置いてはちと言いい話だがナ。実はあの猪口は、おれが若かった時分、アア、今思えば古い、古い、アアもう二十年も前のことだ。
太郎坊 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
、まだ、今のように申す。……ははは、御内儀、お湯加減はよろしかったが、ちと、うござったぞ
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
とっともうえ顔をして居なせえまして、うっかり冗談も云えませんよ
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
この我がえて決してくことなかれとごろにめ諭して現世りければ、兄弟共に父の遺訓にひて互ひに助けあひつつ安楽に日をしけり。
印度の古話 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
能く心して生活の道を治めよ、とろに説き示しければ、弟はこれを口惜く思ひてその生活の道に心を用ひ、く富をしけるが
印度の古話 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
唯懐き人に寄せて、形見こそならず書斎の壁に掛けたる半身像は、彼女が十九の春の色を手写して、りしものなりけり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
ルヤ、断食シキトキニハ、カノ偽善者シキ面容ヲスナ。コレ、
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
わが宿の毛桃の下に月夜さし 下心吉莵楯頃者(同巻十)
副詞表情の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
愛執のき赤痣を醸すなり
詩語としての日本語 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)