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にが
ふりがな文庫
“にが”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ニガ
語句
割合
苦
89.0%
逃
4.5%
遁
3.6%
苦味
1.8%
迯
0.3%
嬰子
0.3%
似描
0.3%
若
0.3%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
苦
(逆引き)
そして未練というものは微かであっても堪えがたいほどに
苦
(
にが
)
い……。清逸はふとこの間読み終ったレ・ミゼラブルを思いだしていた。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
にが(苦)の例文をもっと
(50作品+)
見る
逃
(逆引き)
すると
中々
(
なか/\
)
放
(
はな
)
さない。どうか、
斯
(
か
)
うか
買
(
か
)
はせて仕舞ふ。
時
(
とき
)
には談判中に
号鐘
(
ベル
)
が
鳴
(
な
)
つて取り
逃
(
にが
)
す事もある。与次郎は
之
(
これ
)
を
時
(
とき
)
利
(
り
)
あらずと号してゐる。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
にが(逃)の例文をもっと
(15作品)
見る
遁
(逆引き)
あはれ、殊勝な法師や、
捨身
(
しゃしん
)
の
水行
(
すいぎょう
)
を
修
(
しゅ
)
すると思へば、
蘆
(
あし
)
の
折伏
(
おれふ
)
す
枯草
(
かれくさ
)
の中に
籠
(
かご
)
を
一個
(
ひとつ
)
差置
(
さしお
)
いた。が、
鯉
(
こい
)
を
遁
(
にが
)
した
畚
(
びく
)
でもなく、草を
刈
(
か
)
る
代
(
しろ
)
でもない。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
にが(遁)の例文をもっと
(12作品)
見る
▼ すべて表示
苦味
(逆引き)
多年の
食道楽
(
くいどうらく
)
のために病的過敏となった舌の先で、
苦味
(
にが
)
いとも
辛
(
から
)
いとも
酸
(
すっぱ
)
いとも、到底
一言
(
ひとこと
)
ではいい現し方のないこの奇妙な食物の
味
(
あじわい
)
を吟味して楽しむにつけ
妾宅
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
にが(苦味)の例文をもっと
(6作品)
見る
迯
(逆引き)
叱
(
しか
)
る事は持前なれども表へ出ては口の
利
(
きけ
)
る大屋に非ず
殊
(
こと
)
に寄たら當人へ
泄
(
もら
)
して
迯
(
にが
)
すも知れざれば彦兵衞殿の家主八右衞門殿を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
己
(
おの
)
れも
迯
(
にが
)
さぬぞと
源
(
げん
)
八へ
突掛
(
つきかゝ
)
るに源八は
思
(
おも
)
ひも寄ぬ
事
(
こと
)
なれば
驚
(
おどろ
)
き
周章
(
あわて
)
右
(
みぎ
)
の手を
出
(
いだ
)
して
刄物
(
はもの
)
を
挈取
(
もぎとら
)
んとせし處を
切先
(
きつさき
)
深
(
ふか
)
く二の
腕
(
うで
)
を
突貫
(
つきとほ
)
されヤアと
躊躇
(
たちろく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
にが(迯)の例文をもっと
(1作品)
見る
嬰子
(逆引き)
「
早
(
はよ
)
う内さ行くべし。
汝
(
われ
)
が
嬰子
(
にが
)
はおっ
死
(
ち
)
ぬべえぞ。赤痢さとッつかれただ」
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
「笠井の四国猿めが、
嬰子
(
にが
)
事殺しただ。殺しただあ」
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
にが(嬰子)の例文をもっと
(1作品)
見る
似描
(逆引き)
その
似描
(
にが
)
きを持つてゐらつしやることは、あなたを慰めるでせうか、それとも
傷
(
きずつ
)
けるでせうか? 仰しやつて下さいまし。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
にが(似描)の例文をもっと
(1作品)
見る
若
(逆引き)
恒雄は
若
(
にが
)
い表情をして遠くの方を見つめた。
囚われ
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
にが(若)の例文をもっと
(1作品)
見る
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