“ごと”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ゴト
語句割合
40.7%
24.1%
21.7%
5.2%
4.9%
1.6%
0.3%
0.3%
0.2%
0.2%
五斗0.1%
度毎0.1%
模様0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
Kさんのその時分に、わがはしやぎし心は晩秋蔓草くから/\と空鳴りするといふやうながあつたやうにえてゐます。
冬を迎へようとして (旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
商人は、なにしろの下まで雪がしみとおっていたので、かまわずの火でからだをかわかしながら、ひとりのようにいいました。
牛乳とか玉子とか草花の束ねたのとかを停車場に女が賣りに來る。私の机の上にも古い鑵に水を入れて差された鈴蘭の花があつた。
巴里まで (旧字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
けれども自分でそれをやったえはございませぬ。とはって東国大体武張った流行ったものでございますから……。
夏目先生は書のを見ると、独りのように「旭窓だね」と云った。落款はなるほど旭窓外史だった。自分は先生にこう云った。
子供の病気:一游亭に (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
天下(一一)重器王者(一二)大統天下ふるきのきをしたるるに(一三)
年が寄ると何かと心細うなッて困いますよ——武どん、からだを大事にしての、病気をせんしてくれんとないませんぞ
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
ここにおいて黒雲い闇夜のごとし、白雨降り車軸のし、竜天にりわずかに尾見ゆ、ついに太虚に入りて晴天と為る
で、こんな時には久しく手をふれてみない八雲でも弾いてみようかと、おりんに琴台とよぶ小机を出させて、それに白い指をまろばせてみる。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大日本日高見の国、国々に伝はるありとある歌諺、又其旧辞、第一には、中臣の氏の神語り、藤原の家の古物語、多くの語りを絶えては考へ継ぐ如く、語り進んでは途切れ勝ちに、呪々しく
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
のかはり、昨日下百姓からめました、玄麥五斗ござんしたね、驢馬病氣をしてます、代驢磨麺贖罪」とふ。
麦搗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
進藤も石が一つ殖える度毎に嬉しそうに眼を細くしてニコニコして見せるので、意地にも顔を歪める訳に行かん。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
濡れ手を拭き拭き私を物蔭に呼びまして「二十歳にもなっとるけん間違いはなかろうが、まだ帰らぬ模様ある、そこいらまで見に行ってくれまいか」
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
我好古のもて視るときは、是れ猶のリリス河にして、其水は蘆荻叢間の黄濁流をなし、敗將マリウスが殘忍なるズルラに追躡せられて身を此岸に濳めしも、くぞおもはるゝ。
むのは好きな父の又右衛門があるので、独り稽古のそらを、垣の外ゆく人へいたずらに聴かすのとはちがって、茶をたてるにも、張合いはあるし、それに、朝のしずかな生活と
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今のお歌のを申しあげませう。此はお聞き知りにならぬ昔語りで御座る。だが、姫様にも深いりのあることえ。心を静めてお聴きにならねばなりませぬ。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)