“韓”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
から47.4%
かん26.3%
カラ26.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
刀自たちは、初めはそんなから技人てびとのするやうな事はと、目もくれなかつた。だが時が立つと、段々興味を惹かれる様子が見えて来た。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
唐の貞元年中、大理評事だいりひょうじを勤めているかんという人があって、西河せいか郡の南に寓居していたが、家に一頭の馬を飼っていた。馬は甚だ強い駿足しゅんそくであった。
刀自たちは、初めは、そんなカラ技人テビトのするやうな事は、と目もくれなかつた。だが時が立つと、段々興味を惹かれる樣子が見えて來た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)