“韓玄”の読み方と例文
読み方割合
かんげん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長沙の太守韓玄かんげん股肱ここうの臣で、防戦の指揮官を自分から買って出た大将だったが、この日、関羽がその楊齢を一撃に屠ってしまったので
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかも、なお勝負のつく色も見えなかったが、城の上からそれを眺めていた太守韓玄かんげんは秘蔵の一臣を、ここで討たれては味方の大事と心配し出して
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
夏侯惇のおいにあたる夏侯尚に、韓玄かんげんの弟の韓浩かんこうえ、五千余騎を与えて、張郃援助の軍として差向けさせた。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)