トップ
>
股肱
ふりがな文庫
“股肱”の読み方と例文
読み方
割合
ここう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここう
(逆引き)
大人
(
たいじん
)
の
手足
(
しゅそく
)
となって才子が活動し、才子の
股肱
(
ここう
)
となって
昧者
(
まいしゃ
)
が活動し、昧者の
心腹
(
しんぷく
)
となって牛馬が活動し得るのはこれがためである。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「めったなことを口外するな、朝廷にはまだまだ
股肱
(
ここう
)
の旧臣も多い。機も熟さぬうち事を行えば自ら害を招くような結果を見よう」
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
されども彼の聴水は、金眸が
股肱
(
ここう
)
の臣なれば、
他
(
かれ
)
を責めなば
自
(
おのず
)
から、金眸が
洞
(
ほら
)
の様子も知れなんに、暫くわが
為
(
な
)
さんやうを見よ
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
股肱(ここう)の例文をもっと
(54作品)
見る
“股肱”の意味
《名詞》
自分の手足のように信頼している部下。
(出典:Wiktionary)
股
常用漢字
中学
部首:⾁
8画
肱
漢検準1級
部首:⾁
8画
“股肱”で始まる語句
股肱閥閲
検索の候補
股肱閥閲
“股肱”のふりがなが多い著者
吉川英治
中里介山
服部之総
国枝史郎
内田魯庵
有島武郎
島崎藤村
夏目漱石
菊池寛
永井荷風