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手足
読み方 | 割合 |
てあし | 89.3% |
しゅそく | 9.5% |
たそく | 1.2% |
唯吉は、
襟許から、
手足、
身體中、
柳の
葉で、さら/\と
擽られたやうに、
他愛なく、むず/\したので、ぶる/\と
肩を
搖つて
大人の
手足となって才子が活動し、才子の
股肱となって
昧者が活動し、昧者の
心腹となって牛馬が活動し得るのはこれがためである。
母親の
手足にはならずとも責めて我口だけはとおもう
由をも母に告げて相談をしていると、捨る神あれば
助る神ありで、文三だけは
東京に居る叔父の
許へ引取られる事になり