“由”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
よし58.7%
31.9%
よっ4.7%
ゆう1.3%
よつ0.9%
0.6%
より0.6%
わけ0.6%
いう0.3%
ゆゑ0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“由”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 東洋思想 > 日本思想8.0%
文学 > 日本文学 > 日本文学8.0%
歴史 > 伝記 > 個人伝記5.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
それを見て私は心の中に非常な満足を覚えましたものの、よしないことを云ってしまったと後悔しないわけにゆきませんでした。
流転 (新字新仮名) / 山下利三郎(著)
「あれがおよしの色男だ」とその女の名を言つて、うちの人が私にある時計屋の職人をゆびさして見せたことが有つた。
(新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
その方共の子弟がめいそむいて帰藩せぬのは平生へいぜいの教訓よろしからざるに云々うんぬんの文句で
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
その市価を生じた直接の原因は、商売人のはなしるとやはり外国人がしきりに感嘆して買出したからであるそうだ。
我輩は其所謂いわゆる女子敗徳のよっきたる所の原因をあきらかにして、文明男女の注意をうながさんと欲する者なり。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
それが夫婦の場合ならば必ずその趣味によって相和して行かれるものだと、私は自分の経験から堅く信じております。
離婚について (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
(例えば子貢をと呼び、子路をゆうと呼ぶが如く)しかし本書においては、そうした事すら厳密に守られていない。
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
魯に在って遥かに衛の政変を聞いた孔子は即座に、「さい(子羔)や、それ帰らん。ゆうや死なん。」と言った。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
勿論もちろんこの問題もんだい專門家せんもんかよつ飽迄あくまで研究けんきうされねばならぬのであるが。
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
仏蘭西フランスの河は何処どこへ行つても美しいが、リオンもまた市内を屈折して流れる河によつて明媚な風致に富んで居る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
譬えばスナワチということばにもそくの字があり、ないの字があり、そくの字があり、便べんの字があり、ヨルという詞にもいんの字があり、の字があり、えんの字があり、ひょうの字があり、きょの字があり、の字がある。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
今日の村の名または大字おおあざの名に、湯本ゆもと等の非常に多いのも、以前はユフの採取地として保護していた山野が、後に麻の畠作が進むとともに不用になり、開いて普通の村落田園としたことを意味するので、近くは武蔵むさしの一国だけにも、自分はその十数カ所を列挙することができる。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
これよりこれを観れば、河原沢村では諾冉二尊を祭神とする伝えは毫も無かったことが分る。
二、三の山名について (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
中津藩はすでにこの偶然の僥倖ぎょうこうよりて維新の際に諸藩普通のわざわいまぬかれ、爾後じごまた重ねてこの僥倖を固くしたるものあり。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
初更がすぎたところで、王夫婦がやかましくいい争いをはじめたが、そのわけは解らなかった。それをじっと聞いていると、細君の声がいった。
庚娘 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
といって、そこで約束に背くようになったわけを話した。喬は顔色をかえて怒った。
連城 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
それからぼくは からだがとてもかるくなつて 空を自いうにとびまはりました
が女二人ふたり竝べたてまつれるゆゑは、石長比賣を使はしては、天つ神の御子のみいのちは、雪り風吹くとも、恆にいはの如く、常磐ときは堅磐かきはに動きなくましまさむ。
ここに天照らす大御神聞き驚かして、詔りたまはく、「我が汝兄なせの命の上り來ますゆゑは、かならずうるはしき心ならじ。我が國を奪はむとおもほさくのみ」と詔りたまひて、すなはち御髮みかみを解きて