“由”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よし59.4%
よ32.0%
よっ3.9%
ゆう1.0%
よつ1.0%
ゆ0.5%
より0.5%
わけ0.5%
ゆゑ0.3%
いう0.3%
な0.3%
ヨシ0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
友人、芹川進君を紹介します、先生の御指南を得たい由(よし)にて云々(うんぬん)という大まかな文章である。具体的な事柄(ことがら)には一つも触れていない。
正義と微笑 (新字新仮名) / 太宰治(著)
何に由(よ)ることも誰れの学説に頼ることもなしに自分は何の躊躇もなく自分の本能を元にして宇宙を測ることをしようと自負して居る。
註釈与謝野寛全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
これは母の言う処(ところ)に由(よっ)て迷信を圧(おさ)え神経を静める方法もあろうかと思ったからです。すると母は暫(しばら)く考えて居(い)ましたが、吐息(といき)をして声を潜(ひそ)め
運命論者 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
子曰く、由(ゆう)や、女(なんじ)に之を知るを誨(おし)えんか。之を知るを之を知ると為し、知らざるを知らずと為す。是れ知るなりと。——為政篇——
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
自分は偶然の機会に由(よつ)てモンマルトルに下宿して居る。其れが遊楽の街である事を知つたのは巴里(パリイ)に着いて後(のち)数日の事であつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)
今日の村の名または大字(おおあざ)の名に、湯本(ゆもと)・由(ゆ)ノ木(き)等の非常に多いのも、以前はユフの採取地として保護していた山野が、後に麻の畠作が進むとともに不用になり
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
是(これ)に由(より)て之(これ)を観れば、河原沢村では諾冉二尊を祭神とする伝えは毫も無かったことが分る。
二、三の山名について (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
初更がすぎたところで、王夫婦がやかましくいい争いをはじめたが、その由(わけ)は解らなかった。それをじっと聞いていると、細君の声がいった。
庚娘 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
我(あ)が女二人(ふたり)竝べたてまつれる由(ゆゑ)は、石長比賣を使はしては、天つ神の御子の命(みいのち)は、雪零(ふ)り風吹くとも、恆に石(いは)の如く、常磐(ときは)に堅磐(かきは)に動きなくましまさむ。
それから僕(ぼく)は 体(からだ)がとても軽(かる)くなつて 空を自由(いう)にとびまはりました
更に「如(も)し人を殺すを嗜(たしな)まざる者有らば、天下の民皆領(くび)を引いてこれを望まん、誠にかくの如くんば民のこれに帰する由(な)ほ水の下(ひく)きに就くが如し、沛然(はいぜん)として誰か能(よ)くこれを禦(ふせ)がん」
永久平和の先決問題 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
非職凡下(ボンゲ)ヲイワズ、伊勢ノ車ノ庄ヲ恩賞ニ充(ア)テ行ナワル可(ベ)キ由(ヨシ)、関東ノ御教書(ミギョウショ)有之(コレアリ)、ソノ上ニ定遍(ジョウヘン)先(マ)ズ三日ガ中(ウチ)ニ六千貫ヲ与ウベシ、御内(ミウチ)伺候(シコウ)ノ人、御手(オンテ)ノ人ヲ討チタラン者ニハ五百貫
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)