“由井”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆい80.0%
ゆゐ10.0%
ユヰ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私にはそれが第一不思議だった。私はその二日前に由井(ゆい)が浜(はま)まで行って、砂の上にしゃがみながら、長い間西洋人の海へ入る様子を眺(なが)めていた。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
荒物屋(あらものや)の軒下(のきした)の薄暗(うすくら)い處(ところ)に、斑犬(ぶちいぬ)が一頭(とう)、うしろ向(むき)に、長(なが)く伸(の)びて寢(ね)て居(ゐ)たばかり、事(こと)なく着(つ)いたのは由井(ゆゐ)ヶ濱(はま)である。
星あかり (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
伊豆相模ノ境目(サカヒメ)ニアル城ナドニモ、何カト訊ネ質(タダ)シ給ヒ、由井(ユヰ)ノ磯浪(イソナミ)袖(ソデ)ヌレテ、ココニ興津(オキツ)ノ白浪ヤ、田子ノ浦浜、三保ヶ崎、三保ノ松原羽衣(ハゴロモ)ノ名所名所ニ御心ヲツケラレ、江尻ノ南、久能(クノウ)ノ城
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)