“斑犬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶちいぬ46.7%
ぶち33.3%
まだらいぬ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そうよ、其奴を、だん踏潰ふみつぶして怒ってると、そら、おいら追掛おっかけやがる斑犬ぶちいぬが、ぱくぱくくいやがった、おかしかったい、それが昨日さ。」
白金之絵図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
また其が貴人の屍體であツたとしても、賤婦野人の屍體であツたとしても、彼は其處に黒犬くろ斑犬ぶちとの差別を付けようとしなかツた。
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
ジャックは、もりなかふかはいってゆきました。かれあとからは、びっこの白犬しろいぬと、みみれた斑犬まだらいぬがついていきました。
花の咲く前 (新字新仮名) / 小川未明(著)