“斑猫”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
はんめう41.2%
はんみょう17.6%
ぶちねこ17.6%
はんみよう5.9%
はんめやう5.9%
ぶち5.9%
まだらねこ5.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“斑猫”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸3.2%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.4%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
さうして玉虫と斑猫はんめうと毒茸と……いろいろの草木、昆虫、禽獣から放散する特殊のかをりを凡て驚異の触感を以つて嗅いで廻つた。
水郷柳河 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
さうして玉蟲と斑猫はんめうと毒茸と、…………いろいろの草木、昆蟲、禽獸から放散する特殊のかをりを凡て驚異の觸感を以て嗅いで囘つた。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
「お前あれは斑猫はんみょうといって大変な毒虫なの。もういね、まるでかわったようにうつくしくなった、あれでは姉様ねえさんが見違えるのも無理はないのだもの。」
竜潭譚 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
垣もすっかりち果てて、犬や猫も自由に通るし、蜘蛛くももあちこち巣を張るし、空には小鳥やアブや蜂がとび廻り、地には蟻やトカゲや斑猫はんみょうが這い廻っている。
庭の眺め (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
斑猫ぶちねこはそのコップをよけ、前肢をそろえ髭をあおむけ、そっと葉っぱを引っぱっては食っている。
其處には斑猫ぶちねこの死體が轉ツてゐたのだ。
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
「お前あれは斑猫はんみようといつて大変な毒虫なの。もういね、まるでかはつたやうにうつくしくなつた、あれでは姉様ねえさんが見違へるのも無理はないのだもの。」
竜潭譚 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
南風薔薇さうびゆすれりあるかなく斑猫はんめやう飛びて死ぬる夕ぐれ
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
「こんな大きな斑猫ぶちを!」
薄暮の貌 (新字旧仮名) / 飯田蛇笏(著)
椅子にかけている男の膝には、場所柄になく白と黒との斑猫まだらねこが一匹丸くなって抱かれていた。
伸子 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)