トップ
>
蠶
ふりがな文庫
“蠶”のいろいろな読み方と例文
新字:
蚕
読み方
割合
かひこ
55.6%
カフコ
22.2%
かいこ
11.1%
こ
11.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かひこ
(逆引き)
主人
(
しゆじん
)
の
細君
(
さいくん
)
の
説明
(
せつめい
)
によると、
此
(
この
)
織屋
(
おりや
)
の
住
(
す
)
んでゐる
村
(
むら
)
は
燒石
(
やけいし
)
ばかりで、
米
(
こめ
)
も
粟
(
あは
)
も
収
(
と
)
れないから、
已
(
やむ
)
を
得
(
え
)
ず
桑
(
くは
)
を
植
(
う
)
ゑて
蠶
(
かひこ
)
を
飼
(
か
)
ふんださうであるが、
餘程
(
よほど
)
貧
(
まづ
)
しい
所
(
ところ
)
と
見
(
み
)
えて
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
蠶(かひこ)の例文をもっと
(5作品)
見る
カフコ
(逆引き)
ほうほうと切れてしまふ
藕絲
(
ハスイト
)
を、八
合
(
コ
)
・十二
合
(
コ
)
・
二十合
(
ハタコ
)
に縒つて、根氣よく、細い綱の樣にする。其を
績
(
ウ
)
み
麻
(
ヲ
)
の
麻
(
ヲ
)
ごけに繋ぎためて行く。奈良の
御館
(
ミタチ
)
でも、
蠶
(
カフコ
)
は飼つて居た。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
蠶(カフコ)の例文をもっと
(2作品)
見る
かいこ
(逆引き)
頭
(
あたま
)
に
蠶
(
かいこ
)
ができ、二つの目に
稻種
(
いねだね
)
ができ、二つの耳にアワができ、鼻にアズキができ、
股
(
また
)
の
間
(
あいだ
)
にムギができ、尻にマメが出來ました。カムムスビの命が、これをお取りになつて種となさいました。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
蠶(かいこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
こ
(逆引き)
かれ殺さえましし神の身に
生
(
な
)
れる物は、頭に
蠶
(
こ
)
生り、二つの目に
稻種
(
いなだね
)
生り、二つの耳に粟生り、鼻に
小豆
(
あづき
)
生り、
陰
(
ほと
)
に麥生り、尻に
大豆
(
まめ
)
生りき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
蠶(こ)の例文をもっと
(1作品)
見る
蠶
部首:⾍
26画
昆虫・虫の漢字
鼓豆虫
黄金虫
鳳蝶
髪切虫
馬陸
飛蝗
鉦叩
金亀子
轡虫
衣魚
蠍
蠅
蟻
蟷螂
蟋蟀
蟆子
螽蟖
螽斯
螽
螻蛄
...
“蠶”の関連語
蚕
“蠶”を含む語句
春蠶
蠶豆
養蠶
秋蠶
蠶飼
飼蠶
夏蠶
臥蠶
蠶兒掃立
蠶室
蠶豆賣
蠶養
養蠶上
“蠶”のふりがなが多い著者
太安万侶
稗田阿礼
饗庭篁村
釈迢空
蒲原有明
泉鏡太郎
夏目漱石
折口信夫
夢野久作
泉鏡花