“馬陸”の読み方と例文
読み方割合
やすで100.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから(二)多足類にも發光するものが十四五種知られてゐる。百足蟲及び馬陸やすでなどは此の種類の動物だが、日本産のもので發光するのは私は知らない。兎に角この種の動物は皆な陸上に棲むものばかりだ。
光る生物 (旧字旧仮名) / 神田左京(著)
笏はそう言って、足跡に蝟集あつまっているうじうじしている馬陸やすでを指さした。
後の日の童子 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
馬陸やすでごとく環曲まがって転下すともいい、また短き大木ごとき蛇で大砲を放下するようだから、野大砲のおおづつと呼ぶ由を伝え、熊野広見川で実際見た者は、蝌斗かえるこまた河豚ふぐ状に前部肥えた物で
手に掬つて、流しの明りに見たら、馬陸やすでと云ふ虫であつた。
槍ヶ岳紀行 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
丸で馬陸やすでを見たようです。
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)