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螽
ふりがな文庫
“螽”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いなご
68.4%
ばった
21.1%
さ
5.3%
ばつた
5.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いなご
(逆引き)
可
(
い
)
い
塩梅
(
あんばい
)
な
酔心地
(
よいごこち
)
で、
四方山
(
よもやま
)
の話をしながら、
螽
(
いなご
)
一ツ飛んじゃ来ない。そう言や一体蚊も
居
(
お
)
らんが、大方その
怪物
(
ばけもの
)
が
餌食
(
えじき
)
にするだろう。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
螽(いなご)の例文をもっと
(13作品)
見る
ばった
(逆引き)
「その
卑屈癖
(
ひくつぐせ
)
がいかんのう。よせ、よせ、米つき
螽
(
ばった
)
のような癖は。第一、そういじけては、碁がおもしろうなくなる」
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
螽(ばった)の例文をもっと
(4作品)
見る
さ
(逆引き)
注射——猛烈な毒物や、空気の静脈注射と言うことも考えられますが、全身の皮膚は剥いたゆで卵のように綺麗で、
蚤
(
のみ
)
に
螽
(
さ
)
された
痕
(
あと
)
も見付かりません。
葬送行進曲
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
螽(さ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
ばつた
(逆引き)
インバネスを着て、薄鼠色の中折を左の手に持ツて、
螽
(
ばつた
)
の如く
蹲
(
しやが
)
んで居る男と、大分埃を吸ツた古洋服の釦は皆
脱
(
はづ
)
して、
蟇
(
ひき
)
の如く
胡坐
(
あぐら
)
をかいた男とは、少し間を隔てて、共に海に向ツて居る。
漂泊
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
螽(ばつた)の例文をもっと
(1作品)
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螽
漢検1級
部首:⾍
17画
昆虫・虫の漢字
鼓豆虫
黄金虫
鳳蝶
髪切虫
馬陸
飛蝗
鉦叩
金亀子
轡虫
衣魚
蠶
蠍
蠅
蟻
蟷螂
蟋蟀
蟆子
螽蟖
螽斯
螻蛄
...
“螽”を含む語句
螽斯
螽蟖
蛗螽
蝗螽
斯螽
機螽
蛗螽捕
螽捕
螽花
青螽
“螽”のふりがなが多い著者
高祖保
上司小剣
高浜虚子
石川啄木
吉川英治
長塚節
正岡子規
泉鏡花
野村胡堂