“蛗螽捕”の読み方と例文
読み方割合
いなごと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母さんが言はねえだつて、さつさと学校から帰つて来て、直に御手伝ひするのが当然あたりまへだ。高等四年にも成つて、蛗螽捕いなごとりに夢中に成つてるなんて、其様そんなものが何処にある——与太坊主め。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)