破戒はかい
この書の世に出づるにいたりたるは、函館にある秦慶治氏、及び信濃にある神津猛氏のたまものなり。労作終るの日にあたりて、このものがたりを二人の恩人のまへにさゝぐ。 第壱章 蓮華寺では下宿を兼ねた。瀬川丑松 …
作品に特徴的な語句
いちご 鉄瓶てつびん 気魄たましひ 手桶てをけ びん 深傷ふかで どんぶり かば ます 呂律ろれつ 人魂ひとだま 唐桟たうざん 肌理きめ 高輪たかなわ 凋落てうらく あん あま 御輿みこし 化身けしん 伽話とぎばなし 鞭撻むちう もみ 夕靄ゆふもや 檀家だんか 満腔まんかう 発心ほつしん 微風そよかぜ 浮世ふせい 生木なまき 仄白ほのじろ 睡気ねむけ 精緻せいち すし 谷間たにあひ 黄昏時たそがれどき 冬籠ふゆごもり こうし 頑是ぐわんぜ 可懐なつか そり 白髯しらひげ 夢寐むび 愛宕あたご 其儘そのまゝ 尾鰭をひれ 大尽だいじん 威丈高ゐたけだか 思惑おもはく 森閑しんかん しきみ 蕭条せうでう 衣桁えかう 蒟蒻こんにやく 紙鳶たこ 人物ひと 奥床おくゆか 苔蒸こけむ 落人おちうど 一歩ひとあし 読経どきやう ねぎら 雨露あめつゆ つと 一廉いつぱし 入相いりあひ 口唇くちびる 伝播ひろが 畏怖おそれ 眺望ながめ 畸形かたは さや 木魚もくぎよ 猶更なほさら 万更まんざら 到頭たうとう 比喩たとへ しめ 手甲てつかふ 取做とりな 土器かはらけ 苦痛くるしみ 遵奉じゆんぽう 凄愴せいさう 彼是かれこれ 為替かはせ 波濤なみ 熟柿じゆくし 牝牛めうし 瞑想めいさう 纏綿つきまと どう 十露盤そろばん 墨染すみぞめ 涅槃ねはん むじな 擯斥しりぞ 五歳いつゝ あぶら 石塊いしころ