“差”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
59.6%
さし15.7%
たが7.3%
ちが5.1%
ざし2.8%
1.7%
ちがい1.7%
1.1%
ささ1.1%
いや0.6%
かはり0.6%
さす0.6%
たい0.6%
たがひ0.6%
ちげえ0.6%
ちご0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
までりにいていたが、えがちにったのは、雨戸からりに、おのずとえてしまったに相違ない。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
呆気に取られて目も放さないで目詰めて居ると、雪にもつけ、くツきりしたの根を見せると、白粉の歯も透通つて
処方秘箋 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
来会の途で、ちょうど寺院から帰る子供に逢うごとに、られ石をげられた。一夕試みに会処を移したが、時刻をえず犬がその家へ来た。
髭に続いていのあるのは服飾白木屋仕込みの黒物ずくめには仏蘭西皮の配偶はありうち、これを召す方様の鼻毛は延びて蜻蛉をもるべしという。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
と云われ源次郎は忍び姿の事なれば、大小を落しにして居りましたが、此の様子にハッと驚き、拇指にて鯉口を切り、え声を振立って
声と一しょに従僧の手から、しの一刀が、サッとのびて燕作のをかすった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
教育の、気質の異なり、そはもちろんの事として、先妻の姉——これが始終心にわだかまりて、不快の種子となれるなり。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
ここを以て治めば、愈えずということなし、という。果して言うところのごとくに、治めてえずということなし。得志、にその針を以て柱のに隠し置けり。
両親ぐらゐにい思はきつとせませんから、破屋でも可いから親子三人一所に暮して、人に後指をれず、罪も作らず、も受けずに、清く暮したいぢやありませんか。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
経を考ふるに云はく、し国土に講宣読誦恭敬供養して此の経を流通せる有らば、我等が四王常に来りて擁護し、一切の灾障消殄せしめむ。憂愁疫疾除きさしめむ。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
御自分がく思召すのも、人が恋いのも、恋いには無いで御座いませう。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
同紀に、雖辺土未清余妖尚梗而中洲之地無風塵てふと同意なるにてぬ。かくてその隣とは、此度は紀伊国を也。然れば莫囂国隣之の五字は、紀乃久爾乃べし。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
『はあ——ナニ、したことでも無かつたんです。』と答へて、丑松は気を変へて
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
云ふもまた可笑に我輩問ひて此地の流行唄に及びしに彼またしく答へて木曾と美濃と音調のあることを論じ名古屋はまた異なりと例證に唄ひ分けて聞す其聲亮々として岩走る水梢を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
オイ軽蔑めえぜ、馬鹿なものを買ったのもじつめりゃあ、相場をするのとはねえのだ、当らねえにはまらねえわサ。
貧乏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
天に二つの日を掛けたるがごとし、べるにして、冬枯れの森のに異ならず、の牙上下にふて、紅の舌を吐くかと怪しまる、もし尋常の人これを見ば、目もくれ魂消えて