トップ
>
齟齬
ふりがな文庫
“齟齬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そご
95.7%
くいちが
2.2%
くいちがい
1.1%
くひちが
1.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そご
(逆引き)
阿賀妻は海に向いてくンと
洟汁
(
はな
)
をかんだ。——だが、これも、移住を思いたった日からのさまざまな
齟齬
(
そご
)
のうちの一つかも知れない。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
齟齬(そご)の例文をもっと
(50作品+)
見る
くいちが
(逆引き)
何も知らぬから、昇、例の如く、好もしそうな眼付をしてお勢の顔を視て、
挨拶
(
あいさつ
)
よりまず
戯言
(
ざれごと
)
をいう、お勢は
莞爾
(
にっこり
)
ともせず、真面目な挨拶をする、——かれこれ
齟齬
(
くいちが
)
う。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
齟齬(くいちが)の例文をもっと
(2作品)
見る
くいちがい
(逆引き)
不思議とある人に限ってこの
齟齬
(
くいちがい
)
が度々繰り返されることがありまして、悲運の余りいじけたり、呆然自失してしまう人があります。
仏教人生読本
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
齟齬(くいちがい)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
くひちが
(逆引き)
物蔭から眼を光らして睨みつめ無言でじつと待つてゝ呉れうと、気性が違へば思はくも一二度終に三度めで無残至極に
齟齬
(
くひちが
)
ひ、いと物静に言葉を低めて、十兵衞殿、と殿の字を急につけ出し叮嚀に
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
齟齬(くひちが)の例文をもっと
(1作品)
見る
“齟齬”の意味
《名詞》
齟 齬(そご)
物事がうまくかみ合わず、食い違ってうまく進まないこと。ゆきちがい。
(出典:Wiktionary)
齟
漢検1級
部首:⿒
20画
齬
漢検1級
部首:⿒
22画
“齟齬”の類義語
差
差違
“齟”で始まる語句
齟嚼
“齟齬”のふりがなが多い著者
津田左右吉
福沢諭吉
ロマン・ロラン
徳冨蘆花
辰野隆
水野葉舟
幸田露伴
牧野富太郎
吉川英治
二葉亭四迷