“相違”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうい45.7%
さうゐ34.9%
ちがい9.3%
ちがひ3.9%
さうい2.3%
そうゐ1.6%
あいたが0.8%
ちが0.8%
ちげえ0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おみよは、自分もそれに相違ないといましたから、いでそのいましたけれど、もはやその姿えなかったのであります。
なくなった人形 (新字新仮名) / 小川未明(著)
つぱらにつたらはあけたに相違ねえつちんでがすから、なにわしもけたあんした、るから駄目でがす
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
二郎は握っていた青々とした小枝を地上に落して、耳を傾けていると又呼ぶ声が聞こえるのである。確かに姉の声に相違がない。
稚子ヶ淵 (新字新仮名) / 小川未明(著)
二人ともにわたくしの母よりも余程年とつてゐたらしいことは、人種の相違にも係らず、初て見た子供の目にも直に感ぜられた。
冬の夜がたり (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
いやなおにはおをせぬといふが大詰めのりでござんすとてしたるさまもなきに、はいよ/\面白がりて履歴をはなしてかせよめてましい物語があるに相違なし
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
が、もうつは氣質相違によるものだらう。へると、支那人技法巧拙別問題として、可成自由びと麻雀しむからではあるまいか?
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
その所論おのおのを一にせずして、はなはだしきは相互背馳するものもあるに似たれども、平安の一義にいたりては相違うなきを見るべし。
教育の目的 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
この出血の工合ではよほどの重傷を負うているに相違いないが、どこに傷口があるのかはよく分らなかった、多分左の肩辺りらしいので、とにかくそこへ自分の半帕をふわりとかけてやった。
黒猫十三 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)
こりゃ大した魔物には魔物に相違ねえけれど、これまでに丹精して作ったものだ、形は魔物であるにしろ、その人の丹精というものはおろそかにならねえからな
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)