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相違
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そうい
ふりがな文庫
“
相違
(
そうい
)” の例文
おみよは、
自分
(
じぶん
)
もそれに
相違
(
そうい
)
ないと
思
(
おも
)
いましたから、
急
(
いそ
)
いでその
後
(
あと
)
を
追
(
お
)
いましたけれど、もはやその
姿
(
すがた
)
は
見
(
み
)
えなかったのであります。
なくなった人形
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
康頼 しかしありありと歌まで
覚
(
おぼ
)
えているのです。
霊夢
(
れいむ
)
に
相違
(
そうい
)
ありません。たとえそうでなくっても、わしはそうと信じたいのです。
俊寛
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
今
(
いま
)
まで
流
(
なが
)
し
元
(
もと
)
で
頻
(
しき
)
りに
鳴
(
な
)
いていた
虫
(
むし
)
の
音
(
ね
)
が、
絶
(
た
)
えがちに
細
(
ほそ
)
ったのは、
雨戸
(
あまど
)
から
差
(
さ
)
す
陽
(
ひ
)
の
光
(
ひか
)
りに、おのずと
怯
(
おび
)
えてしまったに
相違
(
そうい
)
ない。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
現界
(
げんかい
)
の
景色
(
けしき
)
と
比
(
くら
)
べて
別
(
べつ
)
に
格段
(
かくだん
)
の
相違
(
そうい
)
もありませぬが、ただこちらの
景色
(
けしき
)
の
方
(
ほう
)
がどことなく
浄
(
きよ
)
らかで、そして
奥深
(
おくふか
)
い
感
(
かん
)
じが
致
(
いた
)
しました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
金は借りるが、返す事はご免だと云う連中はみんな、こんな奴等が卒業してやる仕事に
相違
(
そうい
)
ない。全体中学校へ何しにはいってるんだ。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
そして女世帯らしい細やかさと
香
(
にお
)
いとが、家じゅうに満ちていて、どこからどこまで乱雑で薄汚ない彼の家とは
雲泥
(
うんでい
)
の
相違
(
そうい
)
だった。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
男
(
おとこ
)
と
女
(
おんな
)
の
相違
(
そうい
)
が、
今
(
いま
)
は
明
(
あき
)
らかに
袖子
(
そでこ
)
に
見
(
み
)
えてきた。さものんきそうな
兄
(
にい
)
さん
達
(
たち
)
とちがって、
彼女
(
かのじょ
)
は
自分
(
じぶん
)
を
護
(
まも
)
らねばならなかった。
伸び支度
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
それと同時にここに日の光を
遮
(
さえぎ
)
って昼もなお暗い大木が
切々
(
きれぎれ
)
に一ツ一ツ蛭になってしまうのに
相違
(
そうい
)
ないと、いや、全くの事で。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
私は私本太平記の中で、私の想像によるその人を書いてきたが、
案
(
あん
)
に
相違
(
そうい
)
したとは、ちっとも感じられなかった。初対面でもない気がした。
随筆 私本太平記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
どういう
化
(
ば
)
け
物
(
もの
)
だか
知
(
し
)
らないが、
人身御供
(
ひとみごくう
)
をとるやつはたしかにこれに
相違
(
そうい
)
ない。
何
(
なん
)
でも
大
(
たい
)
そうしっぺい
太郎
(
たろう
)
という人をこわがっている
様子
(
ようす
)
だ。
しっぺい太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
「弟があんな勢いでのぼって来るのは、必ずただごとではない。きっと
私
(
わたし
)
の国を
奪
(
うば
)
い取ろうと思って出て来たに
相違
(
そうい
)
ない」
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
かういふ
風
(
ふう
)
に、
土地
(
とち
)
の
高低
(
こうてい
)
や
位置
(
いち
)
の
相違
(
そうい
)
によつて、
寒
(
さむ
)
さ
暖
(
あたゝ
)
かさがちがふにつれて、
生
(
は
)
える
樹木
(
じゆもく
)
もそれ/″\ちがふのです。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
それは見覚えのある銀座裏の
袋小路
(
ふくろこうじ
)
に
相違
(
そうい
)
なかった。彼の立っているのは、カフェ・ドラゴンとお
濠
(
ほり
)
との間にある日本
建
(
だて
)
の二階家の屋根だった。
西湖の屍人
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
小娘のくせに、よくやったものだと感心した。学校の処置は親切であったに
相違
(
そうい
)
ないが、博雄の消極的な
気質
(
きしつ
)
が、ここへ追いこんだものと思った。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
現在
(
げんざい
)
の
野蠻人
(
やばんじん
)
などが、これと
同
(
おな
)
じような
器物
(
きぶつ
)
を
使
(
つか
)
つてゐるところから
考
(
かんが
)
へますと、この
石匙
(
いしさじ
)
は
獸
(
けだもの
)
の
皮
(
かは
)
を
剥
(
は
)
ぐために
使用
(
しよう
)
したものに
相違
(
そうい
)
ありません。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
此陸界
(
このりくかい
)
と
水界中
(
すいかいちゆう
)
に
於
(
おい
)
て
特
(
とく
)
に
深
(
ふか
)
い
海
(
うみ
)
の
部分
(
ぶぶん
)
とは、
土地
(
とち
)
の
構造
(
こうぞう
)
、
特
(
とく
)
に
其地震學上
(
そのぢしんがくじよう
)
から
見
(
み
)
た
性質
(
せいしつ
)
に
於
(
おい
)
て
可
(
か
)
なりな
相違
(
そうい
)
がある。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
この話が私の夢か私の一時的狂気の
幻
(
まぼろし
)
でなかったならば、あの
押絵
(
おしえ
)
と旅をしていた男こそ狂人であったに
相違
(
そうい
)
ない。
押絵と旅する男
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
お父さんのおっしゃるとおり、これはある意味から考えると特典に
相違
(
そうい
)
ありません。それで僕は正三がどこまでも男子の意気を失わない決心なら賛成です。
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
いつの
間
(
ま
)
にか戸はしまっているではないか、いまの列車の
動揺
(
どうよう
)
のために、ひとりでにしまったのに
相違
(
そうい
)
ない。
くまと車掌
(新字新仮名)
/
木内高音
(著)
当時の時勢より見れば瘠我慢に
相違
(
そうい
)
なしといえども、その
瘠我慢
(
やせがまん
)
こそ
帝室
(
ていしつ
)
の重きを成したる
由縁
(
ゆえん
)
なれ。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
花前は、けさ
民子
(
たみこ
)
をだいてしばらくあるいておった。細君はもちろん、
若衆
(
わかしゅう
)
をはじめ
下女
(
げじょ
)
までいっせいにふしぎがったとの話である。それは
実際
(
じっさい
)
ふしぎに
相違
(
そうい
)
ない。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
「
繚乱
(
りょうらん
)
」と云う言葉や、「
千紫万紅
(
せんしばんこう
)
」と云う言葉は、春の野の花を形容したものであろうが、ここのは秋のトーンであるところの「黄」を基調にした
相違
(
そうい
)
があるだけで
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
『
何
(
なに
)
かの
多分
(
たぶん
)
間違
(
まちがい
)
です。』とアンドレイ、エヒミチは
肩
(
かた
)
を
縮
(
ちぢ
)
めて
云
(
い
)
う。『
間違
(
まちがい
)
に
相違
(
そうい
)
ないです。』
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
江戸で出した国書の
別幅
(
べっぷく
)
に十一色の目録があったが、本書とは墨色が
相違
(
そうい
)
していたそうである。
佐橋甚五郎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
林太郎
(
りんたろう
)
はにやにや
笑
(
わら
)
って
常夜燈
(
じょうやとう
)
にもたれてみている。林太郎はただツルの花をうずめるのをみていただけに
相違
(
そうい
)
ない。「お茶わかしたよ」ととうとう私はかぶとをぬいだ。
花をうめる
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
僕が東京から台湾へ来たのだって、世界を
漫遊
(
まんゆう
)
した人にとってはほんの小旅行に
相違
(
そうい
)
ない。
蝗の大旅行
(新字新仮名)
/
佐藤春夫
(著)
いずれ川上の方の事だから高いには
相違
(
そうい
)
ないが、
恐
(
おそ
)
ろしい高い山々が、余り高くって天に
閊
(
つか
)
えそうだからわざと首を
縮
(
すく
)
めているというような
恰好
(
かっこう
)
をして、がん
張
(
ば
)
っている
状態
(
ありさま
)
は
雁坂越
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
ぬすとはたしかに盗森に
相違
(
そうい
)
ない。おれはあけがた、東の空のひかりと、西の月のあかりとで、たしかにそれを見届けた。しかしみんなももう帰ってよかろう。
粟
(
あわ
)
はきっと返させよう。
狼森と笊森、盗森
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
外
(
はず
)
れた
鎖
(
くさり
)
のさきが、大きく揺れる時彼の頭を撃ったものに
相違
(
そうい
)
ない。彼は明らかに気を失っている。その上、彼が
跨
(
また
)
がっている梁の片端は、さし込んであった支柱からぐいと外れている。
秋空晴れて
(新字新仮名)
/
吉田甲子太郎
(著)
ぼくは
忽
(
たちま
)
ち逆上して、
身体
(
からだ
)
中や
其処
(
そこ
)
らを探しまわった
揚句
(
あげく
)
の果は、
恐
(
おそ
)
らく、ゴルフ場で落したに
相違
(
そうい
)
ないときめてしまいました。百五十弗は、当時の
為替
(
かわせ
)
率で、四百五十円位にあたります。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
きくと、女中の
誰
(
だれ
)
かが強盗をかくしているに
相違
(
そうい
)
ないと云うので、女中を一々呼び出した。すると、その中に大納言
殿
(
どの
)
と云われる上席の女中がいたが、それが
風邪気味
(
かぜぎみ
)
だと云って、出て来ない。
女強盗
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
その当時はむろん日本ではまことに珍しいものであったに
相違
(
そうい
)
ない。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
その順序からいえば、故先生の御後室お蓮様は、なるほど母上に
相違
(
そうい
)
ないのだが、色恋の相手と見ている年下の男に、いきなり母上とやられちゃア、女の身として、これほどお座の
醒
(
さ
)
める話はない。
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
さかずきには、
家
(
いえ
)
の
前
(
まえ
)
をかごが
通
(
とお
)
ったことも、いま
人力車
(
じんりきしゃ
)
が
通
(
とお
)
り、
自動車
(
じどうしゃ
)
が
通
(
とお
)
ることも、たいした
相違
(
そうい
)
がないのだから、
無関心
(
むかんしん
)
でした。
さかずきの輪廻
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
先を争った衝突は、折合がついたには
相違
(
そうい
)
ないが、つまり中学校が一歩を
譲
(
ゆず
)
ったのである。資格から云うと師範学校の方が上だそうだ。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
『あなた
方
(
がた
)
の
中
(
なか
)
にも、
人間
(
にんげん
)
が
好
(
す
)
きなものと
嫌
(
きら
)
いなもの、
又
(
また
)
性質
(
せいしつ
)
のさびしいものと
陽気
(
ようき
)
なものと、いろいろ
相違
(
そうい
)
があるでしょうね?』
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
螺
(
ばい
)
でも
昔
(
むかし
)
と
今
(
いま
)
は
角度
(
かくど
)
が
幾分
(
いくぶん
)
相違
(
そうい
)
してゐるようですし、
赤貝
(
あかゞひ
)
でも
線
(
せん
)
の
數
(
かず
)
が
少
(
すこ
)
し
變
(
かは
)
つてゐるといふようなことが、
貝塚
(
かひづか
)
の
貝殼
(
かひがら
)
を
調
(
しら
)
べて
見
(
み
)
ればわかります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
「ふん、まぐれ
当
(
あ
)
たりに
当
(
あ
)
たったな。いかにも二
匹
(
ひき
)
の
猫
(
ねこ
)
に
相違
(
そうい
)
ありません。それで一
匹
(
ぴき
)
は
赤猫
(
あかねこ
)
、一
匹
(
ぴき
)
は
白猫
(
しろねこ
)
です。」
葛の葉狐
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
「これはきっと、あなたさまがついに天下をお治めになるというめでたい先ぶれに
相違
(
そうい
)
ございません」と、こういう意味の歌をお
琴
(
こと
)
をひいて歌いました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
例
(
たと
)
へば
東京市内
(
とうきようしない
)
でも
下町
(
したまち
)
と
山
(
やま
)
の
手
(
て
)
とで
震動
(
しんどう
)
の
大
(
おほ
)
いさに
非常
(
ひじよう
)
な
相違
(
そうい
)
がある。
概
(
がい
)
して
下町
(
したまち
)
の
方
(
ほう
)
が
大
(
おほ
)
きく、
山
(
やま
)
の
手
(
て
)
の
二三倍
(
にさんばい
)
若
(
も
)
しくはそれ
以上
(
いじよう
)
にもなることがある。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
もし読者諸君がその車輌に同車していたならきっとおかしく思われたに
相違
(
そうい
)
ない。というのは、戸浪三四郎は『新青年』へ随筆を寄稿してこんなことを云った。
省線電車の射撃手
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
御安心
(
ごあんしん
)
くださいまし。
上書
(
うわがき
)
なんざ二の
次
(
つぎ
)
三の
次
(
つぎ
)
、
中味
(
なかみ
)
から
封
(
ふう
)
じ
目
(
め
)
まで、おせんの
手
(
て
)
に
相違
(
そうい
)
はございません。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
さだめし、
疲
(
つか
)
れているだろうと思ったところが、
案
(
あん
)
に
相違
(
そうい
)
して、忍剣はすこしも
衰
(
おとろ
)
えていなかった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
人はこういう
処
(
ところ
)
に、こうしていても、胸の
雲霧
(
くもきり
)
の
霽
(
は
)
れぬ事は、
寐
(
ね
)
られぬ
衾
(
ふすま
)
と
相違
(
そうい
)
はない。
春昼後刻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
精神病者
(
せいしんびょうしゃ
)
に
相違
(
そうい
)
ないけれど、
花前
(
はなまえ
)
が人間ちゅうの
廃物
(
はいぶつ
)
でないことは、
畜牛
(
ちくぎゅう
)
いっさいのことを
弁
(
べん
)
じて、ほとんどさしつかえなきのみならず、ある
点
(
てん
)
には、なみの人のおよばぬことをしている。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
獄舎
(
ろうや
)
に
繋
(
つな
)
がれるなど
云
(
い
)
うことは
良心
(
りょうしん
)
にさえ
疚
(
やま
)
しい
所
(
ところ
)
が
無
(
な
)
いならば
少
(
すこ
)
しも
恐怖
(
おそる
)
るに
足
(
た
)
らぬこと、こんなことを
恐
(
おそ
)
れるのは
精神病
(
せいしんびょう
)
に
相違
(
そうい
)
なきこと、と、
彼
(
かれ
)
も
自
(
みずか
)
ら
思
(
おも
)
うてここに
至
(
いた
)
らぬのでも
無
(
な
)
いが
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
だが博雄は、これから大学課程に入るのであり、入学試験も受けたには
相違
(
そうい
)
ないが、目下海山ともに不明である。
外観
(
がいかん
)
平静を装っているけれども、内心には只ならぬものが
含
(
ふく
)
まれているらしい。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
「ははあ、あいつらは
岩頸
(
がんけい
)
だな。岩頸だ、岩頸だ。
相違
(
そうい
)
ない。」
楢ノ木大学士の野宿
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
現世
(
げんせ
)
の
方
(
かた
)
から
見
(
み
)
れば一
片
(
ぺん
)
の
夢物語
(
ゆめものがたり
)
のように
聴
(
きこ
)
えるでございましょうが、そこが
現世
(
げんせ
)
と
幽界
(
ゆうかい
)
との
相違
(
そうい
)
なのだから
何
(
なん
)
とも
致方
(
いたしかた
)
がございませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
ところが清にも別段の考えもなかったようだ。ただ
手車
(
てぐるま
)
へ乗って、立派な
玄関
(
げんかん
)
のある家をこしらえるに
相違
(
そうい
)
ないと云った。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
違
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
“相違”で始まる語句
相違無
相違点
相違之廉
相違無之