“概”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
おおむ37.0%
がい37.0%
おほむ16.7%
おもむき4.6%
おほむね2.8%
あら0.9%
おおむね0.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“概”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究22.7%
歴史 > 日本史 > 日本史7.1%
技術・工学 > 家政学・生活科学 > 食品 料理2.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そして政治、つまりは現実と常識に対する反骨が文学の精神であり、咢堂の精神はおおむねかくの如きものであったと僕は思う。
咢堂小論 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
今日の所謂いわゆるプロレタリア詩の如き、おおむね皆この類のものであるから、特に詩壇のために啓蒙けいもうしておこう。
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
お谷は思ひ入つた調子で言ふのです。隨分廻りくどい話ですが、調子にはなか/\眞實性があり、一がいには聽き流せません。
二年の名誉を負うて立つ生蕃! 三年の王たるライオン! まさにこれ山雨きたらんとして風ろうに満つるのがい
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
ひと拓拔氏たくばつしのみならず支那塞外しなさくぐわい蠻族ばんぞくおほむねそのてつんでゐる。
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
晶子の批評が仏蘭西フランス中流の婦人に同情してあつた為に、反響はおほむそれ等の階級からおこつたやうである。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
そして巣の僅かな微動にも緊張した神経が震えおののく様は、単なる触知でなしに、感情的知覚の域にまでふみこんでるおもむきがある。
蜘蛛 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
幸いに植物が好きであったために、この九十二歳になっても、英気ぼつぼつ、壮者をしのぐおもむきがある。
榛軒は恬として答へた。「さうか。いらなけりやあ棄てるが好い。」是が三つである。わたくしの以て坦率となす所のものはおほむね此類である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
我文学の他界に対する観念に乏しきことは、おほむね前述の如し。
他界に対する観念 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
御徒町おかちまち転宅ひっこしまして病気もあらかたなおりました。
その書は随時世人せいじんを啓発した功はあるにしても、おおむね時尚じしょうを追う書估しょこ誅求ちゅうきゅうに応じて筆を走らせたものである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)