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概
ふりがな文庫
“概”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おおむ
40.8%
がい
36.2%
おほむ
13.8%
おもむき
4.6%
おほむね
2.3%
あら
1.5%
おおむね
0.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おおむ
(逆引き)
これが全身
丸
(
まる
)
で彫刻製作されるとなると、原図案とはまた
異
(
かわ
)
ったものとなることであるが、
概
(
おおむ
)
ねこの原図によったものでありました。
幕末維新懐古談:68 楠公銅像の事
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
概(おおむ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
がい
(逆引き)
一寸
(
ちよつと
)
、
靴
(
くつ
)
の
先
(
さき
)
へ
團栗
(
どんぐり
)
の
實
(
み
)
が
落
(
お
)
ちたやうな
形
(
かたち
)
らしい。
但
(
たゞ
)
しその
風丰
(
ふうばう
)
は
地仙
(
ちせん
)
の
格
(
かく
)
、
豫言者
(
よげんしや
)
の
概
(
がい
)
があつた。
小狡
(
こざか
)
しき
目
(
め
)
で、じろりと
視
(
み
)
て
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
概(がい)の例文をもっと
(47作品)
見る
おほむ
(逆引き)
蘭軒が師事した所の儒家医家は
概
(
おほむ
)
ね此の如きに過ぎない。わたくしは蘭軒の師家より得た所のものには余り重きを置きたくない。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
概(おほむ)の例文をもっと
(18作品)
見る
▼ すべて表示
おもむき
(逆引き)
依然としてわが格式に相応した一段と高尚なる道徳律を守って、常に郷党の精神的生活を代表せんとする
概
(
おもむき
)
のあるのは、なるほど前代の遺風といえば遺風であるが
家の話
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
概(おもむき)の例文をもっと
(6作品)
見る
おほむね
(逆引き)
按ずるに所謂入門者は
概
(
おほむね
)
皆医であらう。しかし直は必ず医となつたとも云ひ難い。同月十二日に「今日より外史講釈相始む」の文があるからである。外史の日本外史なることは勿論である。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
概(おほむね)の例文をもっと
(3作品)
見る
あら
(逆引き)
召出したる上にて
追々
(
おひ/\
)
吟味
(
ぎんみ
)
に及ぶなりと
概
(
あら
)
まし御
尋問
(
たづね
)
有りし
儘
(
まゝ
)
家主長助へも其旨申渡され今日は
先
(
まづ
)
引取
(
ひきとる
)
べしと有りける故に
皆々
(
みな/\
)
我が家へ歸りけり翌日直に麹町三丁目瀬戸物屋忠兵衞を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
概(あら)の例文をもっと
(2作品)
見る
おおむね
(逆引き)
その書は随時
世人
(
せいじん
)
を啓発した功はあるにしても、
概
(
おおむね
)
皆
時尚
(
じしょう
)
を追う
書估
(
しょこ
)
の
誅求
(
ちゅうきゅう
)
に応じて筆を走らせたものである。保さんの精力は徒費せられたといわざることを得ない。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
概(おおむね)の例文をもっと
(1作品)
見る
“概”の意味
《名詞》
(とかき)枡からはみ出た分をならす棒(「おおむね」の原義)
(出典:Wiktionary)
概
常用漢字
中学
部首:⽊
14画
“概”を含む語句
大概
概略
梗概
概括
概念
概説
一概
気概
概算
其概略
氣概
概観
詠歌大概
西籍概論
実体概念
既成概念
機能概念
概論
梗概的
概觀
...
“概”のふりがなが多い著者
津田左右吉
北村透谷
南部修太郎
吉川英治
橘外男
牧野富太郎
斎藤茂吉
森鴎外
柳田国男
中島敦