トップ
>
吟味
ふりがな文庫
“吟味”の読み方と例文
読み方
割合
ぎんみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぎんみ
(逆引き)
土間
(
どま
)
から眼を放したお延は、ついに谷を
隔
(
へだ
)
てた向う側を
吟味
(
ぎんみ
)
し始めた。するとちょうどその時
後
(
うしろ
)
をふり向いた百合子が不意に云った。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
男なら酒のよしあしをやかましくいう酒
呑
(
の
)
みのように、ものの
吟味
(
ぎんみ
)
を注意深くするようになれば、料理のよしあしが語れるわけである。
味覚馬鹿
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
また、地方
吟味
(
ぎんみ
)
、
税取立
(
ぜいとりたて
)
、岡崎浜松の勘定方や軍需品の買入役など、およそ経済方面の要務は、ほとんど兼ねているといっていい。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
吟味(ぎんみ)の例文をもっと
(71作品)
見る
“吟味”の意味
《名詞》
吟 味(ぎんみ)
詩歌を吟じてその含蓄を味わうこと。
物事をよくよく精査すること。
よく調べて選定すること。
罪人に対して詮議を行うこと。
監督すること。
数学の問題などで、導かれた解が題意を満たすか検討すること。
(出典:Wiktionary)
吟
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“吟味”の類義語
調査
検査
視察
点検
監察
“吟味”で始まる語句
吟味与力
吟味與力
吟味中
吟味所
吟味役
吟味懸
吟味書
吟味濟
吟味詰
吟味聞役
検索の候補
吟味与力
吟味與力
吟味所
仮吟味
御吟味
吟味中
吟味濟
面吟味
相吟味
小吟味
“吟味”のふりがなが多い著者
佐々木邦
フランツ・カフカ
三上於菟吉
徳冨蘆花
吉川英治
夏目漱石
パウル・トーマス・マン
作者不詳
福沢諭吉
中里介山