“点検”の読み方と例文
読み方割合
てんけん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暗号書の点検てんけんをし、こういう情勢で何時敵が上陸して来るか予測を許さんから、その時にあわてないように、不用の暗号書、あまり使わない暗号書は、焼いてしまったがよかろうと言った。
桜島 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
一々点検てんけんしまして、これは全部妹の持ち物に違いない。このコンパクトがどうの、この帯どめがどうのと本当らしいことを云っていったのです。ですから昨夜の当直も信じられたのだと思います
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
それからかれは、他の物品を点検てんけんした。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)