“てんけん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:テンケン
語句割合
天嶮45.5%
天譴21.2%
天険12.1%
点検9.1%
天眷3.0%
展檢3.0%
点撿3.0%
転眴3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「濫りに、大砲などを鋳造して、幕府のとがめを受けるなど、愚の頂上だ。薩摩には、天嶮(てんけん)がある。誰が、入れるものか」
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
「暴力妄動(もうどう)はよろしくない。かえって、山門の威厳を失墜することになろう。よろしく、合法的に、邪教のうえに天譴(てんけん)をくだすべきであろう」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
絶頂(ぜつてう)を平坦(たひら)になし、馬の背(せ)の天険(てんけん)をたのみてこゝに住居し耕作(かうさく)をもしたるが、亡(ほろ)びてのち其灵魂(れいこん)こゝにとゞまりて苗場(なへば)の奇異(きゐ)をもなすにやと思(おも)へり。
一々点検(てんけん)しまして、これは全部妹の持ち物に違いない。このコンパクトがどうの、この帯どめがどうのと本当らしいことを云っていったのです。ですから昨夜の当直も信じられたのだと思います
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
常時 天眷(てんけん)を荷(にな)ふ
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
聞出し早速(さつそく)同人方へ到り掛合樣此度聖護院(しやうごゐん)の宮(みや)御配下天一坊樣御上京に付(つき)拙者(せつしや)御旅館展檢(てんけん)の爲(ため)上京し所々聞合せしに貴所方(きしよかた)明店然るべしと申事なり何卒(なにとぞ)御上京御逗留中(ごたうりうちう)借用致し度との旨なりしが四郎右衞門は異儀なく承知(しようち)しければ同人の口入(くちいれ)にて直樣金銀を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
しかし熟々(つらつら)見て篤(とく)と点撿(てんけん)すると、これにも種々(さまざま)種類のあるもので、まず髭(ひげ)から書立てれば、口髭、頬髯(ほおひげ)、顋(あご)の鬚(ひげ)、暴(やけ)に興起(おや)した拿破崙髭(ナポレオンひげ)に、狆(チン)の口めいた比斯馬克髭(ビスマルクひげ)、そのほか矮鶏髭(ちゃぼひげ)、貉髭(むじなひげ)
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
一乗に帰依し三昧に入得(につとく)するの正きに仗(よ)り御坐しませ、宿福広大にして前業(ぜんごふ)殊勝に渡らせたまふ御身なれば、一念〻頭の転じたまふを限に弾指(たんし)転眴(てんけん)の間も無く
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)