“弾指”のいろいろな読み方と例文
読み方 | 割合 |
---|---|
だんし | 66.7% |
たんし | 33.3% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天人の悲嘆 尊者は弾指三たびに及んでもはや我を死刑に処せよという合図を致しましたが
“弾指”の解説
弾指(だんし、たんじ、sa: अच्छटा Acchaṭā)は、
仏教で指を弾くこと。通常は曲げた人差し指を親指の腹で弾き、親指が中指の横腹に当る。慣れた人はパチッと音が出る。許諾、歓喜、警告、入室の合図などを表す。また場合によっては排泄後などの不浄を払う意味で行う。これが後に爪弾(つまはじ)きといわれ、嫌悪や排斥の気持ちを表すことになった。この行為から以下の時間的概念が生まれた。主に禅宗などで行われる。元は密教の行法の一つだったが、縁起直し、魔除けの所作として僧以外の人々に広まった。『土佐物語』など多くの古典に現れる。
「指で弾くほどのきわめて短い時間」を表す仏教用語。一弾指で六十五刹那。一弾指を「弾指之頃」(たんじのきょう)と呼ぶ。一万二千弾指が一昼夜を表す。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)