トップ
>
惟然坊
ふりがな文庫
“惟然坊”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゐねんばう
50.0%
いぜんぼう
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゐねんばう
(逆引き)
支考に続いて
惟然坊
(
ゐねんばう
)
が、墨染の
法衣
(
ころも
)
の裾をもそりと畳へひきながら、小さく這ひ出した時分には、芭蕉の断末魔も既にもう、
弾指
(
だんし
)
の間に迫つたのであらう。
枯野抄
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
その
容子
(
ようす
)
をぢろぢろ眺めながら、
古法衣
(
ふるごろも
)
の袖をかきつくろつて、無愛想な
頤
(
おとがひ
)
をそらせてゐる、背の低い
僧形
(
そうぎやう
)
は
惟然坊
(
ゐねんばう
)
で、これは色の浅黒い、
剛愎
(
がうふく
)
さうな
支考
(
しかう
)
と肩をならべて、木節の向うに坐つてゐた。
枯野抄
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
惟然坊(ゐねんばう)の例文をもっと
(1作品)
見る
いぜんぼう
(逆引き)
一所不住のような
惟然坊
(
いぜんぼう
)
にしてなおかつ「夏さへも有磯行脚のうつけ共」という句を作っている位だから、その苦痛は思いやられる。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
惟然坊(いぜんぼう)の例文をもっと
(1作品)
見る
惟
漢検準1級
部首:⼼
11画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
坊
常用漢字
中学
部首:⼟
7画
“惟然”で始まる語句
惟然
検索の候補
惟然
黙然坊
“惟然坊”のふりがなが多い著者
柴田宵曲
芥川竜之介