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僧形
ふりがな文庫
“僧形”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そうぎょう
83.7%
そうぎやう
16.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうぎょう
(逆引き)
その出会いがしらに、思いもかけぬ経蔵の裏の闇から、
僧形
(
そうぎょう
)
の人の姿が現われて、妙に
鷹揚
(
おうよう
)
な
太刀
(
たち
)
づかいで先登の者を
斬
(
き
)
って
棄
(
す
)
てました。
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
武士に
櫓
(
ろ
)
をあやつらせ、その舟の中には、
僧形
(
そうぎょう
)
の者がひとり乗っていた。これなん安国寺
恵瓊
(
えけい
)
であったことはいうまでもない。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
僧形(そうぎょう)の例文をもっと
(41作品)
見る
そうぎやう
(逆引き)
驚きながら見れば、二人共
僧形
(
そうぎやう
)
に
不似合
(
ふにあひ
)
な
脇差
(
わきざし
)
を左の手に持つてゐる。五郎兵衛はがた/\震えて、返事もせず、身動きもしない。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
ちやうど心の清い尼さんが
僧形
(
そうぎやう
)
をした
貪婪
(
どんらん
)
の惡魔の前にゐるかと思はれるのである。
少年の死
(旧字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
僧形(そうぎやう)の例文をもっと
(8作品)
見る
僧
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
形
常用漢字
小2
部首:⼺
7画
“僧”で始まる語句
僧侶
僧
僧都
僧正
僧衣
僧院
僧伽
僧綱
僧官
僧伽梨
“僧形”のふりがなが多い著者
吉川英治
木下杢太郎
浜尾四郎
中里介山
作者不詳
神西清
紫式部
蒲原有明
中島敦
泉鏡花