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棄
ふりがな文庫
“棄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
す
88.0%
すて
5.4%
ちゃ
3.0%
すつ
1.8%
ス
0.6%
う
0.3%
うつ
0.3%
ずて
0.3%
ウチ
0.3%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
す
(逆引き)
(
茫然
(
)
してると、
木精
(
)
が
攫
(
)
ふぜ、
昼間
(
)
だつて
用捨
(
)
はねえよ。)と
嘲
(
)
るが
如
(
)
く
言
(
)
ひ
棄
(
)
てたが、
軈
(
)
て
岩
(
)
の
陰
(
)
に
入
(
)
つて
高
(
)
い
処
(
)
の
草
(
)
に
隠
(
)
れた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
棄(す)の例文をもっと
(50作品+)
見る
すて
(逆引き)
マッチも出て居たろうけれどもマッチも何も知りはせぬから、ストーヴで
吸付
(
)
けた所が、どうも灰吹がないので
吸殻
(
)
を
棄
(
)
る所がない。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
棄(すて)の例文をもっと
(18作品)
見る
ちゃ
(逆引き)
「まあ/\、何とかそこのところを都合つけてくれ。この通りもう腰が立たないんだから、
打
(
)
っ
棄
(
)
って置けば凍え死んでしまう」
一年の計
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
棄(ちゃ)の例文をもっと
(10作品)
見る
▼ すべて表示
すつ
(逆引き)
その
棄
(
)
るところのものは、形体に属する財物か、または財にひとしき時間、心労にして、その
報
(
)
として得るものには、我が情を慰むるの愉快あり。
教育の目的
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
棄(すつ)の例文をもっと
(6作品)
見る
ス
(逆引き)
静が産んだ義経の子は、吾妻鏡だと“——台命ニ依ツテ由比ヶ浜ニ
棄
(
)
テシム”となっている。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
棄(ス)の例文をもっと
(2作品)
見る
う
(逆引き)
ここに大后いたく恨み怒りまして、その御船に載せたる御綱栢は、悉に海に投げ
棄
(
)
てたまひき。かれ
其地
(
)
に名づけて
御津
(
)
の
前
(
)
といふ。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
棄(う)の例文をもっと
(1作品)
見る
うつ
(逆引き)
「年長く病みし渡れば、月
累
(
)
ね憂ひ
吟
(
)
ひ、ことごとは死ななと思へど、
五月蠅
(
)
なす騒ぐ児等を、
棄
(
)
てては
死
(
)
は知らず、見つつあれば心は燃えぬ」
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
棄(うつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ずて
(逆引き)
右の肩に賜うと云う字があるのを見落した上に後藤さんの名前が
小
(
)
さ
過
(
)
ぎるのでつい失礼をしたのである。後藤さんも清国皇帝に
逢
(
)
って、こう小さく
呼
(
)
び
棄
(
)
に書かれちゃたまらない。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
棄(ずて)の例文をもっと
(1作品)
見る
ウチ
(逆引き)
あまんしやぐめが、其邪魔をしようと、一番鶏の鳴きまねをした。たけたの番匠が「けいまぎ(掻い曲げ)うっちょけ(
棄
(
)
置け)」
雪の島:熊本利平氏に寄す
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
棄(ウチ)の例文をもっと
(1作品)
見る
棄
常用漢字
中学
部首:⽊
13画
“棄”を含む語句
打棄
放棄
自暴自棄
抛棄
棄置
自棄
聞棄
呼棄
焼棄
見棄
脱棄
投棄
破棄
揚棄
言棄
棄賣
切棄
掛棄
棄措
唾棄
...
“棄”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
夏目漱石
泉鏡花
中島敦
柳田国男
幸田露伴
徳田秋声
福沢諭吉
柳宗悦
斎藤茂吉