“自棄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やけ97.3%
じき2.3%
ヤケ0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暗に嫁のお冬と言はないばかり、無事な右手に握つた煙管で、自棄やけに灰吹を叩きます。成程福島浪人と言ふのは嘘でなかつたでせう。
中田なかだは、なぜそんなところへ行ったのか、我ながらハッキリとした憶えはないのだが、すべてに、あらゆるものに、自棄じきを味わった彼は
自殺 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
その後は、自棄ヤケになって
中村仲蔵 (新字新仮名) / 山中貞雄(著)