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自棄糞
ふりがな文庫
“自棄糞”の読み方と例文
読み方
割合
やけくそ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やけくそ
(逆引き)
アヽ解つた、お前此頃
松公
(
まつこう
)
に
逃
(
にげ
)
を打たれたと云ふから、其で
其樣
(
そん
)
なに
自棄糞
(
やけくそ
)
になつてるんだね。道理で目の色が變だと思つた。オヽ物騷々々!
絶望
(旧字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
私は押入れを明けて氷のような
蒲団
(
ふとん
)
の中へ
自棄糞
(
やけくそ
)
にもぐりこんで軒下の
野良犬
(
のらいぬ
)
のように丸く曲ってそのまま困睡した。
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
ところで、丘を越えた葡萄畑のほうから
自棄糞
(
やけくそ
)
になって出鱈目な歌を唱っているベルナアルさんの声が春風に乗ってはっきりときこえて来るのだった。
葡萄蔓の束
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
自棄糞(やけくそ)の例文をもっと
(6作品)
見る
自
常用漢字
小2
部首:⾃
6画
棄
常用漢字
中学
部首:⽊
13画
糞
漢検準1級
部首:⽶
17画
“自棄”で始まる語句
自棄
自棄酒
自棄気味
自棄半分
自棄腹
検索の候補
自棄
自暴自棄
自棄酒
自棄気味
自暴糞
自棄腹
少々自棄
自棄半分
“自棄糞”のふりがなが多い著者
福士幸次郎
近松秋江
大阪圭吉
徳田秋声
横光利一
久生十蘭