“其樣”のいろいろな読み方と例文
新字:其様
読み方割合
そん41.9%
そんな25.6%
そのやう23.3%
さう2.3%
そう2.3%
そない2.3%
そのよ2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鐵車(てつしや)は其樣(そん)な事(こと)ではビクともしない、反對(はんたい)に獸(じう)を彈飛(はじきとば)すと、百獸(ひやくじう)の王樣(わうさま)も團子(だんご)のやうに草(くさ)の上(うへ)を七顛八倒(しちてんばつたう)。吾等(われら)一同(いちどう)はドツと笑(わら)つた。
それで他國(たこく)の立派(りつぱ)な堂々(だう/\)たる小學校(せうがくかう)に居(ゐ)て急(きふ)に其樣(そんな)見(み)すぼらしい學校(がくかう)に來(き)た僕(ぼく)は子供心(こどもごころ)にも決(けつ)して愉快(ゆくわい)な心地(こゝち)は爲(し)なかつたのです。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
カピ妻 さいの、其時分(そのじぶん)には甚(きつ)い鼠捕(ねずみと)りであったさうな。したが、わたしが不寢(ねず)の番(ばん)をするゆゑ、今(いま)は其樣(そのやう)な鼠(ねずみ)をば捕(と)らすことぢゃない。
さて其樣(さう)ならば着手の處は何(ど)の樣なところで有らうか。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
エ、何、其樣(そう)でもありませんが。——一人困つた奴が居ましてな。よく強淫をやりアがるんです。成る可く身分の好い人のかみさんだの娘だのをいくんです。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
ピータ 誰(た)れもお前(まへ)を隨意的(えいやう)には爲(し)やせぬがや。若(も)しも其樣(そない)なことがあれば、此(この)利劍(わざもの)を引拔(ひきぬ)かいでかいの。こりゃ拔(ぬ)かんければならん場合(ばあひ)ぢゃとさへ思(おも)うたら、わしゃ人(ひと)に負(ま)くるこっちゃない。
パリス 其樣(そのよ)なことを被言(おしゃ)るのは、われから我面(わがかほ)を讒訴(ざんそ)するのぢゃ。