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其許樣
読み方 | 割合 |
そのもとさま | 50.0% |
そこもとさま | 50.0% |
討で置くべきやと一心を
込て君太夫に
對ひ
其許樣には常々吉原へ
入込給へば私しの身を遊女に
成れ
其の
身の
代金にて母の身の上を
こそ
智慧伊豆と
下々にては評判も致し御
筆頭と申し
其許樣に上越す御役人はこれ
有まじとの評判に候と申さるゝに伊豆守殿是を
殺した人は別に有とは
誰人にや
其許樣が御
存知ならば
何卒教へて下されと言ば忠兵衞
莞爾と
笑ひ
然樣いはるゝならば教へもせんが然れども
其處が
肝要め
魚心有ば水心と
味な
詞にお光はほゝ
笑み
強面なさば
隱さんときつと
思案を