“魚心”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うおごころ50.0%
うをごころ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こいが空気と住んでいるようなものだ、鯉は水と住まなくてはならない、即ち魚心うおごころ水心みずごころというて心と心と相通じる事がなくてはやり切れない、魂はおなじ魂を呼ぶからだろう。
楢重雑筆 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
殺した人は別に有とは誰人たれびとにや其許樣そこもとさまが御存知ぞんじならば何卒なにとぞをしへて下されと言ば忠兵衞莞爾につこわら然樣さういはるゝならば教へもせんが然れども其處そこ肝要かんじんかな魚心うをごころ有ば水心とあじことばにお光はほゝ強面つれなくなさばかくさんときつと思案しあん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)