“存知”の読み方と例文
読み方割合
ぞんじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「まアお姉さま、驚かせるわネ。でもあたくしは存知(ぞんじ)ていますわ。あたくし達が伊豆へ行っている間にお作り遊ばしたんでしょう」
三人の双生児 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「折竹さん、あなたは三上重四郎というお国の医学者を、ご存知(ぞんじ)でいらっしゃいますね? パタゴニア人に保護区政策(リザーヴェーション)をとれと、アルゼンチン政府と喧嘩をした……」
人外魔境:05 水棲人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
殺した人は別に有とは誰人(たれびと)にや其許樣(そこもとさま)が御存知(ぞんじ)ならば何卒(なにとぞ)教(をし)へて下されと言ば忠兵衞莞爾(につこ)と笑(わら)ひ然樣(さう)いはるゝならば教へもせんが然れども其處(そこ)が肝要(かんじんかな)め魚心(うをごころ)有ば水心と味(あじ)な詞(ことば)にお光はほゝ笑(ゑ)み強面(つれなく)なさば隱(かく)さんときつと思案(しあん)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)