“そこもとさま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
其許様80.0%
其許樣20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ちと、お尋ね致したいが、其許様そこもとさまはいずれからお越しになりました」
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「おお、其許様そこもとさまは駒井能登守殿ではござりませぬか」
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
殺した人は別に有とは誰人たれびとにや其許樣そこもとさまが御存知ぞんじならば何卒なにとぞをしへて下されと言ば忠兵衞莞爾につこわら然樣さういはるゝならば教へもせんが然れども其處そこ肝要かんじんかな魚心うをごころ有ば水心とあじことばにお光はほゝ強面つれなくなさばかくさんときつと思案しあん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)